文武両道だと思う「東京都の公立進学校」ランキング! 2位「国立高等学校」を抑えた1位は?

All About ニュース編集部が実施したアンケート調査結果から「文武両道だと思う東京都の公立進学校」ランキングを発表! 2位「国立高等学校」を抑えた1位は?

文武両道だと思う「東京都の公立進学校」ランキング
文武両道だと思う「東京都の公立進学校」ランキング
夏の全国高校野球・東東京(ひがしとうきょう)大会が始まり、東京都内の進学校にも注目が集まるこの時期。学力と部活動の両立を実現している“文武両道”な高校とは、いったいどこなのでしょうか?

All About ニュース編集部は7月2〜4日の期間、全国20〜70代の男女147人を対象に「首都圏の公立進学校」に関するアンケート調査を実施しました。今回はその中から「文武両道だと思う東京都の公立進学校」ランキングを紹介します!
 
>7位までの全ランキング結果

2位:国立高等学校/34票

2位は、国立市にある都立「国立高等学校」。創立80年を超える歴史を持ち、学習と部活動・学校行事すべてにおいて、“けじめをつけて、すべてをやり抜くことを目指す”文武両道の精神を伝統としています。

都内トップレベルの高い偏差値を誇り、2025年度入試は、現役生だけで東京大学7人、京都大学11人など、難関国立大学や国公立大医学部の合格者を数多く輩出。一方で、自由闊達(かったつ)な校風の中で生徒たちが全力で取り組む、文化祭・体育祭・後夜祭からなる「国校祭」は、毎年約1万人を超える来場者を誇る“日本一の文化祭”と称されています。

回答者からは、「かつて甲子園にも出場して話題になった」(50代男性/愛知県)、「昔の私の彼女が国立高校だったが、スポーツも勉強も大学で一番だった」(50代男性/埼玉県)、「知力と体力を身に付ける教育方針が抜きん出ています」(40代男性/山形県)、「かなりの進学校ではあるのに運動部がとても強いから」(50代女性/宮城県)などの声がありました。

1位:日比谷高等学校/51票

1位は、千代田区永田町にある、都立「日比谷高等学校」。自由で自主性を重んじる校風が特徴で、学習面や部活動だけでなく、5月の体育大会、6月の合唱祭、9月の文化祭は日比谷高校の「三大行事」と言われ、特に生徒が自主的に企画・運営する文化祭「星陵祭」は都内有数の盛り上がりを見せます。

2025年度は、現役生だけで東京大学に65人、国公立大学医学部に23人が合格するなど突出した進学実績を誇り、東京大学合格者数では公立高校トップに君臨。日本人初の生理学・医学賞を受賞した利根川進さんをはじめ、政治家、文化人など歴史的に名を残す卒業生を多数輩出しています。

回答者からは、「難関大学への進学率が高いにもかかわらず部活動への加入率も高く文武両道だと感じた」(20代女性/東京都)、「学力トップクラスでありながら部活動も盛んで、バランスの取れた学校だからです」(30代女性/東京都)、「東大など難関大学への進学実績が非常に高い一方、部活動も活発で、運動系・文化系ともに実績があるから」(40代男性/静岡県)、「かなり昔からよく学校名を耳にする、優秀な生徒が集まった高校という印象があります」(50代女性/埼玉県)などのコメントが寄せられました。

※回答者からのコメントは原文ママです

この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。
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