【横浜18区】花火でにぎわう横浜市金沢区、金沢八景駅の北側にある「泥亀」は何と読む?

横浜市金沢区「泥亀」は何と読む? 横浜市民であれば読めるけれど、それ以外の方にとっては正しく読めない、横浜市の難読地名をイベントと合わせて紹介します。

横浜市民でも「え、なんて読むの!?」と驚くような、横浜市内の難読地名をご存じですか?

この記事では、毎年恒例の「金沢まつり花火大会」が開催される横浜市金沢区にある難読地名「泥亀」に注目します。さて、あなたはこの地名を正しく読めるでしょうか?

横浜市金沢区の難読地名「泥亀」の読み方は?
横浜市金沢区の難読地名「泥亀」の読み方は?

毎年8月に花火大会が行われる金沢区

「金沢まつり花火大会」は毎年8月第4土曜(2025年は第5土曜の30日)に開催される、横浜市金沢区の夏の風物詩。

八景島、海の公園、野島に囲まれた海上から、横浜の夜空に色とりどりの花火が60分間で約3500発打ち上がり、各種スターマインの連発が見どころの1つです。合わせて、市民が協賛して打ち上げる「お祝い花火」が夜空を彩ります。

観覧は無料。海の公園内の芝生や砂浜に座って花火見物できます(前日からの場所取りは禁止)。

花火大会の会場となる海の公園へは、金沢八景駅からシーサイドラインを使うと便利です。

さて、シーサイドライン始発駅の金沢八景駅の北側には、難読地名「泥亀」があります。一体何と読むのでしょう?

横浜市金沢区の難読地名「泥亀」の読み方は?

「泥亀」の読み方は「でいき」
「泥亀」の読み方は「でいき」

泥亀は「でいき」と読みます。

このあたりは、江戸中期の湯島聖堂儒官だった永島祐伯(すけのり)が子の春重とともに、1668年に開拓を進めた新田があった場所で、祐伯の号(本名の他に付ける名)をとって、新田はその号(本名のほかに付ける名)をとって、泥亀新田と名付けられました。

1889年(明治22年)の市町村制施行の際、町屋村、谷津村、洲崎村、寺前村、野島村、柴村、富岡村と合併して金沢村大字泥亀となり、1926年(大正15年)に町制を施行して金沢町大字泥亀へ。

1936年(昭和11年)の横浜市へ編集される際に、金沢町字泥亀から金沢泥亀町を新設し、現在の町名に至ります。現在の泥亀は金沢区役所、金沢警察署、横浜金沢図書館などの官公庁、公共施設が集中するエリアです。

ちなみに、泥亀がある金沢区は、All Aboutニュースが実施した、横浜18区で「歴史や文化を大切にしている区」ランキングで第2位を獲得しています。

【関連記事】
横浜18区で「歴史や文化を大切にしている」と思う区ランキング! 2位「金沢区」、1位は?

いかがでしたか? 横浜を訪れた際は、ぜひ難読地名にも注目してみてください。

参考:『横浜の町名』(横浜市市民局)、「ウィキペディア(Wikipedia):フリー百科事典」泥亀

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