【画像】壮絶な北朝鮮脱北エピソード
「日本に平穏に暮らしている私には想像もつかない経験」
『初めて日本に来た北朝鮮人が衝撃を受けて泣きそうになった理由』と題した動画では、ジュジュさんの案内により、北朝鮮出身で現在は韓国に住むジュオクさんとソアさんが、大阪万博を巡る様子を見ることができます。初来日だというジュオクさんが、韓国のパビリオンを見た時に「なんか泣きそう」と、国籍と母国が異なる人だけが抱える複雑な感情をあらわにするシーンが印象的です。移動中のタクシーでは、ジュオクさんの脱北経験が語られます。脱北を決意したのは、高校卒業を目前に控えていた頃。両親は爪や背中の形が変わるほど働いていたにもかかわらず、生活は困窮しており、ジュオクさんは「私はこのまま北朝鮮でちゃんと生きていけるのか?」と将来を不安に感じていたそうです。中国との国境沿いに住んでいたというジュオクさんが、国境の向こうから中国人を見た時、自分たちのようにやせ細った人は1人もおらず「中国の犬か豚に生まれていた方がよかったかもしれない」と思ったという話は、生活の壮絶さを物語っています。
いざ脱北を決意したジュオクさんですが、それは命をかけたものでした。国境付近では銃声をよく耳にしていたそうで、自分がその“主役”となり両親を悲しませてしまうという恐怖があったと言います。また、仮に中国へ渡れたとしても、強制送還や人身売買のうわさも耳にしていたそうです。ジュオクさんは2~3年かけて綿密に計画を立て、兄と共に脱北に成功。中国を経由して韓国まで逃げきることができました。詳しくは、動画を視聴してみてください。
視聴者からは「現代の話とは思えないほどの壮絶」「日本に平穏に暮らしている私には想像もつかない経験」「平和って当たり前じゃないんだなって実感する」「色々と考えさせられる貴重な話」「感動で涙が止まりませんでした」「これからの人生を思い切り楽しんで欲しいです!」などの声が寄せられました。