「正直、気持ち悪いにも程がある」GACKT、SNSで話題の“土下座万博”に苦言「違和感しかない」

歌手のGACKTさんは4月27日、自身のXを更新。大阪・関西万博の警備員が来場者に土下座した事案について、自論を述べました。(サムネイル画像出典:GACKTさん公式Xより)

歌手のGACKTさんは4月27日、自身のXを更新。“土下座万博”のワードでネット上でも話題になった、大阪・関西万博の警備員が来場者に土下座した事案について、自論を述べました。

【投稿】GACKT、“土下座万博”に苦言

「この20年で、日本の民度が落ちていることが悲しい」

GACKTさんは「大阪万博で、案内ができなかった係員に客が言い寄り、土下座させたという記事を見た。それを“土下座万博”なんてふざけた言葉でバズらせてる。正直、気持ち悪いにも程がある」と投稿。続けて「客にとっては運営の都合なんて関係ないのは分かる。だが、罵倒して、土下座までさせた客の行動。これには違和感しかない」とつづっています。

また「万博ってのは本来、各国が最新技術や文化を持ち寄って、未来へ繋げるための“交流の場”だろ? 世界に日本をアピールするはずの舞台で、こんな見苦しい姿を晒してどうする? この20年で、日本の民度が落ちていることが悲しい。カスハラなんてのは民度の低下を表している代表例だろ?」などと警鐘を鳴らしました。

この投稿には「最近、人としてどうかしている行動が目に入ることが多いと感じます」「もっと人に寛大で優しい人であり続けたい」「敬意や思いやり、許容する余裕のない心の乏しいさが感じられる悲しい出来事に感じました」などの声が寄せられました。

なお、日本国際博覧会協会の正式発表では「土下座は来場者による強要ではなかった」とのことで、係員自らが土下座をしたことに対して、客が怒る場面があったようです。

「なんか変だぞ、日本」

これまでもネット上や世の中で話題になっている事象について、自論を述べてきたGACKTさん。2月には、大手回転ずしチェーン「スシロー」が落語家でタレントの笑福亭鶴瓶さんを起用した広告の使用を一時見合わせたのち再開した問題について苦言を呈しました。

別の投稿でも「こんなトバッチリまで当たり前になってしまったら、誰かが主催する食事会もパーティーにも参加できなくなるじゃん? なんか変だぞ、日本」と言及しています。今後のGACKTさんの発言にも注目したいですね。
 
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