『御上先生』生徒思いな松坂桃李“オカミ”の漢気に視聴者感涙 X「これは惚れる」「ボロボロ泣いた」

3月2日に放送されたドラマ『御上先生』第7話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響を振り返ります。(画像出典:TBS『御上先生』公式Webサイト)

松坂桃李さんが主演するドラマ『御上先生』(TBS系)。3月2日に放送された第7話では、「生理」「貧困」「格差社会」について教師と生徒が一緒に考え、クラスメートの窮地を救う感動の展開が話題に。ストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響とともに今後の見どころを紹介します。

御上先生
画像出典:TBS『御上先生』公式Webサイト

第7話のあらすじ

担任生徒・椎葉(吉柳咲良)が万引きをしたと連絡を受けた御上(松坂桃李)は、副担任の是枝(吉岡里帆)とともに椎葉の元へ。入学後、家庭と経済環境が変わり困窮していたことを知った御上は、「自分のことで手一杯になっててすまない」と椎葉に寄り添います。

椎葉は校則で禁止されているアルバイトも掛け持っており、中でも詐欺罪で訴えられる可能性があるマッチングアプリのサクラが原因で退学処分を言い渡されます。心配する3年2組の生徒たちに対し御上は、椎葉の問題が社会問題とも通じていることを提起。御上から促され、椎葉はクラスメートたちに身の上や抱えていた思いを語ります。

幼少期に事故で両親を亡くし、祖父母に育てられていた椎葉。祖父が営む和菓子屋の赤飯で初潮を祝う伝統を誇りに思い、生理に対してもよい印象を抱いていました。しかし祖父が認知症を患い、介護とバイト、勉強に追われるようになって困窮し、もともと重かった生理やPMS(月経前症候群)も深刻化。「ほんとのほんとのほんとに困ってると自分の何かを鈍らせないと生きていけなくなる」「血は流れているのに、誰にも気づいてもらえない」と、つらさの象徴に代わってしまった生理を回顧。

椎葉が生理用品を万引きするに至った思いを聞き、「生理」「貧困」「格差社会」について話し合った生徒たち。椎葉に対する退学処分に抗議をすべく、校内で理解と賛同を得る署名活動を行い、ほぼ全校生徒からの署名を集めることに成功。理事長の古代(北村一輝)は彼らの姿勢こそ「隣徳学院」の理念を現した誇りであると語り、椎葉への退学処分を撤回するのでした。

御上先生
画像出典:TBS『御上先生』公式Webサイト

椎葉に対する御上の漢気に視聴者感涙「これは惚れる」

生理用品を万引きをした椎葉を迎えに行った御上は、万引きした分だけではなく、大量の生理用品を持ってきて、「これもお願いします」と会計。前話では生理の話題に対しお地蔵さんのように固まっていた御上ですが、「これだけあれば卒業まで足りる?」と穏やかに問う姿に対し、X(旧Twitter)では感動の声が殺到。

「会計し始めた瞬間ボロボロ涙出た。大好きすぎる、御上先生……こんなのされたらその場で泣き崩れちゃう。教師がここまでするべきじゃないって声もあるだろうけど、椎葉さんは確実に救われたよ」「これは御上先生に惚れるやつだわ……。『よくわかんないけど』って、それでも辛い生理の話を聞いてくれて、『初めて買った』って大量の生理用品買ってくれるとかキュンしかない」「『初めて買ったよ』の御上の恥ずかし顔から、自分の母のは人に頼んでたと話した御上の椎葉への本気の愛を感じてまた泣けた」「御上の漢気かっけぇよ」などのコメントが寄せられています。

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