川口春奈さん、松村北斗さん、田中圭さんが共演するドラマ『アンサンブル』(日本テレビ系)。3月1日に放送された第7話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響とともに今後の見どころを紹介します。

第7話のあらすじ
交際をスタートさせた瀬奈(川口春奈)と真戸原(松村北斗)は、毎週末を瀬奈の家で一緒に過ごすことに。一方、瀬奈の元恋人・宇井(田中圭)が娘・咲良(稲垣来泉)の実母・木原美沙希(市川由衣)と親権を争うことになり、瀬奈に弁護を依頼。真戸原は瀬奈から愛されていると感じながらも、宇井と瀬奈の間には自分が入り込めない絆があると感じ、不安を募らせます。
真戸原と一緒に過ごすはずの週末、美沙希が突然会いに来たと連絡を受けた瀬奈は、急ぎ宇井の家へ。一方、瀬奈の家で食事を作りながら待つ真戸原のもとに、瀬奈の母・祥子(瀬戸朝香)がふらりとやって来ます。祥子に促され瀬奈の部屋に入った真戸原は、宇井への思いにあふれた瀬奈の思い出ノートを目撃してしまいます。
瀬奈がトラブルで宇井の家にいると知った真戸原は、不安が募るあまり思わず宇井の家へ。驚いた瀬奈は帰宅すると、真戸原の不安の理由を聞き出します。真戸原は5歳の時に実母から捨てられたことがトラウマで分離不安を抱えており、瀬奈がいなくなってしまうのではと考えたら、居ても立っても居られなくなってしまう——。
そんな真戸原を優しく抱きしめ、「不安が消えるまでそばにいる。絶対幸せにする」と声をかける瀬奈。その背に腕を回し、「好きです」と繰り返しつつも「ごめんなさい」とつぶやく真戸原。一方、真戸原の実家「MATO庵」に、真戸原の実母・ケイ(浅田美代子)が突然現れて——。

瀬奈×真戸原の胸きゅんシーンに「これ!これが恋愛ドラマだよ」
瀬奈と真戸原のツーショットシーンは、恋愛ドラマらしい胸きゅんの連続。瀬奈の家で泊っていくよう誘われてフリーズしたり、瀬奈の髪をドライヤーで乾かしたり、そのままバックハグをしたり……と、真戸原ファン垂涎(すいぜん)のときめくシーンが続きました。
X(旧Twitter)では、「これ!これが恋愛ドラマだよ」「何から何までホンマにあかん」「きゅんきゅんしすぎて胸が苦しいw」「人と離れるのが不安な真戸原くん今すぐ抱きしめてあげたい(涙)わんこすぎる苦しい」「ドラマ見てる最中は自分が瀬奈(川口春奈)で、真戸原君(松村北斗)と付き合ってるような感覚を覚えるほど、リアリティと没入感が半端ない」などのコメントが寄せられています。

「三者三様違うタイプの毒親取り揃えてくるの何なのよw」
一方で、瀬奈に過保護で過干渉な母・祥子や、息子のことを「愛していない」と言い放ち幼少期に捨て、弟に育てさせた上に金をむしり取る真戸原の母・ケイ、幼少期に娘を残し帰国したのに突然「また一緒に暮らしたい」と言い始めた咲良の母・美沙希ら、母親たちの毒親ぶりに辟易(へきえき)する声も殺到。
Xでは、「この冬1番のリーガルラブストーリー 訂正:この冬1番の毒親ホラーストーリー」「瀬奈ママ、さくらちゃんママ、真戸原ママ、三者三様違うタイプの毒親取り揃えてくるの何なのよw 普通に川口春奈×松村北斗・当て馬田中圭の王道のキラキララブストーリーを見せてくれよ」「こんなにいろんな種類の毒親が見られる作品だなんて、『川口春奈!松村北斗!田中圭!』ってキャスト発表されたときは誰ひとり想像してなかったよ」などのコメントが寄せられています。
瀬奈母、真戸原母、宇井の娘・咲良の母と“毒親”そろい踏みの状況で物語は佳境へ。第8話では、瀬奈に気を遣わせてばかりで笑顔にできていないと感じた真戸原が「瀬奈を幸せにできるのは自分ではないのかもしれない」と自信をなくしていきます。そんな折、宇井から呼び出されて――。
それぞれの親子関係が昇華され、瀬奈たちの恋路に光がさすのでしょうか。クライマックスに向け、どんな展開を見せてくれるのか目が離せません。
この記事の執筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌などの編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。