
(今回の質問)
「夢洲駅」ができたけど、「万博記念公園駅」はどうなる? 駅を間違える人もいそうだけど……
(回答)
今回の万博入場チケットを予約する際、東ゲート(大阪メトロ中央線・夢洲駅で来場)あるいは西ゲート(シャトルバスで来場)のどちらかの入場ゲートを選ぶ必要があり、大阪モノレールに乗ることはない。したがって万博記念公園駅に間違って行く人はほぼいないと思われる。
2つある「万博記念公園駅」

また、今回の万博入場チケットは会場では買えず、事前に予約する必要がある。そのとき、入場ゲートを選ばなければならず、東ゲート(大阪メトロ中央線・夢洲駅で来場)あるいは西ゲート(シャトルバスで来場)のどちらかなので、大阪モノレールに乗ることはない。したがって万博記念公園駅に間違えて行く人はほぼいないと思われる。

科学万博開催中は、まだつくばエクスプレスはなく、鉄道によるアクセスは常磐線(当時は国鉄)のみだった。最寄り駅として万博中央駅が臨時駅として開設され、臨時列車「エキスポライナー」が多数運転された。会期中は大いににぎわったものの、駅施設は万博終了後に解体された。その13年後、地元の要望がかなって跡地にひたち野うしく駅が開業している。
2005年愛知万博開催時の臨時駅



この記事の筆者:野田隆
名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL「D51」を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、『ヨーロッパ鉄道と音楽の旅』(近代文芸社)を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。近著に『シニア鉄道旅の魅力』『にっぽんの鉄道150年』(共に平凡社新書)がある。
名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL「D51」を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、『ヨーロッパ鉄道と音楽の旅』(近代文芸社)を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。近著に『シニア鉄道旅の魅力』『にっぽんの鉄道150年』(共に平凡社新書)がある。