横浜流星さんが主演するNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』。1月26日に放送された第4話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響とともに今後の見どころを紹介します。
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第4話「『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)」あらすじ
「一目千本」が好評を得た“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、呉服屋の入銀で錦絵を作ることに。地本問屋・西村屋(西村まさ彦)が市中でも売れるようになると声をかけて参画し、本の制作を順調に進めていきます。
そんな中、義兄・次郎兵衛(中村蒼)のドジが発端で、錦絵の線画が水浸しに。焦る蔦重に対し、蔦屋でともに働く謎の少年・唐丸(渡邉斗翔)が、試しに自分が直させてほしいと提案。本物とそん色ない出来栄えで仕上げ、事なきを得ます。
版元になればいいという助言を聞いた蔦重は、平賀源内(安田顕)に命名してもらい「耕書堂」を立ち上げることに。しかし、江戸の本屋・鱗形屋(片岡愛之助)と鶴屋(風間俊介)が、蔦重の版元入りを拒否。版元の仲間うちで認められなければ、本を市中で売り広めることはできず、蔦重は“吉原のため”に泣く泣く身を引くことになり——。

「何が“吉原のため”だ……!」蔦重の悔し涙が泣ける
必死で駆け回って作り上げた錦絵の手柄を横取りされ、土壇場ではしごを外されてしまった蔦重。煮え湯を飲まされ「ふざけんじゃねぇよ! こんなおかしなこと、あっかよ!」と激昂。駿河屋(高橋克実)に制され、「吉原のため、よいものに仕上げてくだせえ」と頭を下げ身を引いたものの、「何が“吉原のため”だ……忘八が……!」と悔し涙をにじませました。
X(旧Twitter)では、「蔦重のひらめきも行動力もすごい!錦絵が出来る過程にワクワク」「よく走って笑って泣いて江戸っ子らしく気持ちいい」「こんなに働いたのに、あくどい奴らに利用されて悔しいね」「蔦重かわいそうだったな……」「鱗形屋と西村屋め。版権独占で絵師と版元搾取って、現代にも通じる悪辣っぷり」「怒りで熱くなった蔦重に、言葉の冷水をぶっかけて引き戻す駿河屋の親父さん……多分、はじめからわかってたよね。でも勉強になるからって黙ってたのかもしれない」などのコメントが寄せられています。