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2位:台東区
2位は、台東区。23区内で最も小さい面積の台東区は江戸時代から商工業の中心地として発展し、伝統芸能が残る浅草をはじめ、下町情緒が色濃く残るエリアが多数存在しています。江戸時代を起源とする「隅田川花火大会」や浅草神社の例大祭「三社祭(さんじゃまつり)」、都内最大級を誇る千貫御輿(せんがんみこし)が圧巻の「鳥越祭(とりごえまつり)」など、地域住民のつながりを感じる歴史あるイベントが年間を通じて開催されています。回答者からは、「浅草に四年勤務していたが、浅草の下町の人々がお祭りにかなりの情熱を傾けており、地元に誇りを持っていると都度感じたから」(40代女性/茨城県)、「自治会がしっかりしており、地域ぐるみの祭りなどが盛んだと聞いた」(60代男性/岐阜県)、「三社祭など下町の結束力が強い」(30代男性/埼玉県)、「歴史のある地域のお祭りや商店街などが残っているから」(40代女性/東京都)などの声がありました。
1位:葛飾区
1位は、葛飾区。東京23区の北東端に位置し、千葉県や埼玉県とも接しているため、古くから江戸と地方を結ぶ交通の要として発展。荒川と江戸川に挟まれ、「柴又帝釈天(しばまたたいしゃくてん)」など、歴史的建造物や下町情緒が残る街並みも残っています。映画シリーズ『男はつらいよ』や人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(集英社)の舞台としても知られ、作品中では人情味あふれる街の様子が描かれています。回答者からは、「地元の祭りや花火大会など、下町ならではのイベントが多いため。商店街も活気がある」(30代女性/東京都)、「葛飾区出身のことを自慢している人が多い印象があるから」(20代女性/神奈川県)、「地元に住み続ける方が多いイメージがあるので」(20代女性/東京都)、「下町で昔から住んでいる人の絆が強い」(20代女性/東京都)などの声がありました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。