横浜赤レンガ倉庫に店舗を構えるパティスリーブランド「Huffnagel(フフナーゲル)」が新作スイーツのバターシルククッキー「Puffangel(パフェンジェル)」を発売。プレス試食会で味やパッケージへのこだわりを伺ってきました(画像は筆者撮影、一部提供)。
パティスリーブランド「Huffnagel(フフナーゲル)」について
フフナーゲルは、50年以上横浜で愛され続けている洋菓子を製造している「株式会社かをり」から、2021年春に誕生したパティスリーブランドです。オンラインショップからスタートし、2022年12月に横浜赤レンガ倉庫 2号館1階に常設店がオープン。
コンセプトは、横浜の開港当時と今、「時空を結ぶホテル」。「かをり」の源流となる「レストランかをり」(横浜市中区山下町70、現在は休業)が日本初の西洋式ホテル発祥の地であることから、当時のホテルのオーナーだったフフナーゲル氏の名前をブランド名としました。
フフナーゲルの看板商品は、50年以上愛されている「かをり」のレーズンサンドを現代風に進化させた「バターサンド」(オーツクッキー バタークリーム フィリングセレクション)と、「かをり」のブランデーケーキを昇華させた「フルーツケーキ」(ブリスケークセレクション)。いずれもおいしさを保つため、要冷蔵のお菓子となっています。
今回新発売の「パフェンジェル」(バターシルククッキーセレクション)は、フフナーゲル初となる常温保存のお菓子です。
シンプルさを追求した「パフェンジェル」
「パフェンジェル」は、シンプルなおいしさを追求したバタークッキー。生地には44%ものバターが使われていることから、通常のクッキー型では成型できないため、冷蔵庫でじっくり寝かせてバターそのものを扱うように成型しています。
フフナーゲルのアイデンティティーの一つである、「横浜の開港」というキーワードから、開港当時、横浜港からの輸出が盛んだった「絹」を表現したシルクエキスを配合。
バターの深い味わいを感じられるよう、あえてクッキー生地の甘さは控えて、粉糖をまぶしてあります。パクっと頬張ると、バターの風味が感じられ、サクサクでホロホロ。溶けるような食感が楽しめます。
粉糖をたっぷりつけたり、控えめにしたり、気分に合わせて味わえるのが◎。さらに時間の経過とともにクッキー表面のバターと粉糖がしっとりと溶け合って浸透することで、熟成した味わいに変化するそうです。