「国立駅」には何がある? 一橋大学だけじゃない、手話のスタバにクラフトビール、銭湯もある散歩向きの街
JR中央線の国立(くにたち)駅周辺は、隣の立川駅に比べるとコンパクトながら、南に走る桜並木が有名で、一橋大学のお膝元でもある高級タウン……といったイメージもありますよね。実際の街中には何があるのでしょうか。
個性的なショップが多い西側・富士見通り&ブランコ通り
街としての国立の特徴は、
南口から南西・真南・南東と放射状に伸びる3本の通りと、その合間を切り分けた区画に強く表れています。
駅から南西方向に伸びる「
富士見通り」。名前と通りの方角は国立駅から西方面に「富士」山が「見」えるようにと、街づくりの計画時に決められたものです。飲食店にカフェなどさまざまな店舗があり、とりわけ美容院が多いことが特徴です。
通りの入り口には「
西友 国立店」があり、食料品の買い物にも便利。さらに大型酒店の「
SEKIYA」、地下にはクラフトビールが飲めるビアホールなどの飲食店が並び、普段使いにも便利。
富士見通りからは複数の小さい通りや路地が縦横に伸びているため、ちょうど三角形になった土地の角に建つ店舗も複数。「タリーズコーヒー」もちょうど角地に建っており、窓を広く取って店内から通りを眺められるようになっています。
通りには個性的でこだわりの深い個人経営のお店や、文化的な香りが深いお店も複数。雑貨店やレコードショップなど、お散歩も楽しめそう。
また、富士見通りに接続する小さな通りの中でも、見逃せないのが「
ブランコ通り」。一区画分の短いスパンの中にブティック・サロンなどが密集しており、国立でも特に味のある場所です。
ブランコ通りからさらに細い路地には、年季の入った洋食屋やレコードショップも。路地を抜けた先で別の散策スポットにつながることも多く、こうした自分好みの「抜け道」探しをするのも国立ウオーキングの楽しみです。