埼玉県さいたま市の「鉄道博物館駅」には何がある？ 大宮駅の隣駅は鳥肌モノの「鉄道」の街

日本3大鉄道博物館、さいたま市の「てっぱく」内へ！

日本3大鉄道博物館として人気を博す、さいたま市の「鉄道博物館」入り口。休日はオープン前から行列ができています。「鉄道博物館駅」周辺を知るうえで、やはり「鉄道博物館」は外せないスポットです。  館内は、目を疑うような展示が目白押し。「E514形」新幹線や「411形」新幹線と、あり得ない距離感で一緒に写真が撮れるほか、この美しい「鼻」に触ることもできるんです！ 福島県に泊まりで「SLばんえつ物語」の汽笛を聞きに行った筆者ですが、なんと「鉄道博物館」では、1日に2回も「C57 135」蒸気機関車の汽笛が館内に鳴り響き、転車台が回転を始めます。迫力のある汽笛の音が空気を震わせ、館内は荘厳な雰囲気に包まれます。 「鉄道博物館」には、明治時代から現代に至るまでの鉄道車両が屋内外に40両以上も展示されています。中には、全世界での総興行収入が約517億円を超えたアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の舞台となった「無限列車」に乗車しているかのような雰囲気が味わえる車両も。 平日だったのですが、社会科見学で訪れている近隣の幼稚園や小学校の団体をいくつか見かけました。「ミニ運転列車」や運転シミュレーターなどといった体験プログラムのほか、小さなお子さん向けの広場や遊具も充実しています。

館内で購入できる駅弁を車両内で食べることができる「ランチトレイン」や実際に走行している新幹線を眺めながら休めるラウンジ、屋上展望デッキなどがあり、鉄道に囲まれながら1日中ゆっくりと過ごせます。

「鉄道」のある風景が日常に溶け込んでいる！

「鉄道博物館」を出て、駅周辺を探索します。「鉄道博物館駅」を背に大宮方面へ進むと、左手にガードがあり、ガード上には「鉄道博物館」の特急型ランチトレインが。鉄道が日常にすっかり溶け込んでいる光景に驚きます。 ガードをくぐり抜けて振り返ると、今度はオール2階建て車両の「E153形」新幹線の姿。自然と街に溶け込んじゃっていますが、これってすごい光景じゃないですか！ ガードを抜けて駅から徒歩5分ほどの場所には、内科、外科、皮膚科や耳鼻咽喉科をはじめ、さまざまな専門外来と救急医療も行う「大宮中央総合病院」が位置しています。この先には、朝6時から翌朝5時まで営業しているファミリーレストラン「ココス 大宮赤芝店」があります。  「大宮中央総合病院」の反対側には、メルヘンな外観が目を引く「パンとお菓子のアトリエ スーブニール」。くまの形の「くま食パン」などのパンやお菓子、LINEで注文できるオーダーメイドケーキなどが人気です。