『光る君へ』第35話 ようやく報われた…中宮・彰子ド直球の大告白に「なんべん見ても号泣」感動の声が殺到

9月15日に放送されたNHK大河ドラマ『光る君へ』第35話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:NHK『光る君へ』公式Webサイト)

吉高由里子さんが主演するNHK大河ドラマ『光る君へ』。9月15日に放送された第35話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

>前回(第34話)のあらすじはこちら

光る君へ
画像出典:NHK『光る君へ』公式Webサイト

第35話のあらすじ

道長(柄本佑)は中宮・彰子(三上愛)の懐妊祈願のため、息子の頼通(渡邊圭祐)とともに御嶽詣でへ。険しい道中に困難するも目的を果たした彼らを、武者を連れた伊周(三浦翔平)が狙っていました。しかし伊周の弟・隆家(竜星涼)により暗殺は回避され、道長は無事に都へ戻ります。

一方、まひろ(吉高由里子)の書く物語に夢中の一条天皇(塩野瑛久)は、まひろに物語の真意を尋ねては自身の境遇を重ねる日々。そんな中、彰子の帝と本当の夫婦になりたいという本心を知ったまひろは、彼女に一条天皇へ思いを伝えてみてはどうかとアドバイスをします。

まひろに心動かされた彰子は、一条天皇に直球で心情を吐露。彰子のあふれ出す涙とともに放たれた「お慕いしております」という言葉は、一条天皇にしっかりと響いた様子。「また来る」と言い残して去った一条天皇でしたが、彰子に会いに藤壺へ。“帝のお渡り”がかない2人がようやく結ばれたことを知った道長はまひろを訪ね、肩を並べて月を見上げながら安堵(あんど)するのでした。

光る君へ
画像出典:NHK『光る君へ』公式Webサイト

中宮の直球告白と道長×まひろの夫婦味に感極まる視聴者たち

まひろが書く物語が架け橋となり、心を開いた彰子と一条天皇に先行き明るい兆しが。一方、物語の内容に触れて「この不義の話はどういう心持ちで書いたのだ」と道長に問われ、わが身に起きたことであり、それは全て物語の糧だと返したまひろ。「お前も不義の子を産んだのか」という問いかけには、「ひとたび物語になれば真実かどうかも分からなくなる」と濁しました。

道長との間にできた子を夫・宣孝(佐々木蔵之介)の子として育てたことを示唆する話題に、道長の表情にもどこか考え入るものが見え、この先どのように道長とまひろの関係が転じていくのか気になるばかり。

X(旧Twitter)では、「最後のシーン、2人の夫婦味強すぎてなんか泣けてきた」「道長と結ばれた若き日よりも、石山寺で再び睦みあった不義の夜よりも、執筆の局で道長の冷やかしを肘着いて聞くこの距離感のほうが、心の距離が近く深い。これが年月の力か」など、これまでの2人の歴史を含めて感極まった視聴者が続出。

また、「中宮さまのド直球な告白めっちゃ良かった」「中宮の涙、なんべん見ても号泣する」「中宮のどストレートな告白(涙)やっと一条天皇が受け入れてくださった!」「胸が熱くなった」「泣けました」など、不遇の中宮が勇気を出して思いをさらけ出し報われる姿に感動の声が殺到しています。

第36話は「待ち望まれた日」。中宮・彰子がついに懐妊し、宮中が色めきだつ中、まひろは彰子から天皇に対する胸の内を明かされます。一方、清少納言(ファーストサマーウイカ)は、まひろが書いた物語を読みたいと伊周に訴え——。彰子に頼りにされるまひろは他の女房らの嫉妬の的に……。そろそろ昼ドラのような愛憎劇が繰り広げられそうな予感。目が離せません。

『光る君へ』あらすじバックナンバー

第34話
第33話
第32話
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第24話
第23話
 

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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