ミュージカルや映画の吹き替えも! 華麗な歌声でマルチに活躍
ドラマで演技が注目されたジェシーさんですが、舞台でも実力を発揮します。歌唱力が高く声もいいジェシーさんは舞台向きで、2021年に舞台『スタンディングオベーション』で単独初主演・初座長を担当。また、話題を集めたミュージカル『ビートルジュース』でも主演を務めました。今作は、ティム・バートン監督の映画のミュージカル版で、2019年にはニューヨークのブロードウェイでも公開された作品。ジェシーさんはさまざまな声色を駆使してコミカルな主人公・ビートルジュースを演じきり、ミュージカルファンからも支持を集めました。
さらに、舞台だけでなく声優として映画『SING/シング: ネクストステージ』で吹き替えに挑戦。アルフォンゾ役を担当し、映画の中でも抜群の歌声を響かせて、ミーナ役で出演したMISIAさんとデュエット曲『I Say a Little Prayer(小さな願い)』を発表しました。
ドラマや映画だけでなく、舞台から声優業まで挑戦するなど俳優として精力的に活動を行っているジェシーさん。どの仕事でも高いパフォーマンスを見せ、STARTO ENTERTAINMENTに所属するアイドルの中でもトップクラスの演技力をほこっています。
注目ドラマ『モンスター』でどんな役を演じる?
そんなジェシーさんは、近年では映画『劇場版 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』、綾瀬はるかさん主演の映画『リボルバー・リリー』、さらにドラマ『新空港占拠』(日本テレビ系)に出演しています。特に注目されたのは『リボルバー・リリー』で、津山ヨーゼフ清親を担当し、命令を遂行するために非道な手段もいとわない冷酷なキャラクターを演じました。得意な空手を生かしたアクションシーンも迫力があり、俳優として進化した姿を見せています。
さて、さまざまな仕事で演技を披露しているジェシーさんは、『モンスター』でどんな役を演じるのでしょうか? 今作では、東大法学部卒のエリート弁護士・杉浦義弘を担当します。これまでになかった超秀才のキャラクターとなり、容姿端麗でプライドが高い役。そんな優秀な弁護士なのに、趣里さん演じる主人公の新人弁護士・亮子は“モンスター”と呼ばれるほどにクセが強く、義弘は振り回される役になる予定です。
新たなジェシーさんの演技を見られそうで、趣里さんとの凸凹弁護士コンビがドラマを盛り上げてくれるでしょう。俳優として魅力を更新し続けているジェシーさんだけに、『モンスター』ではどんな若手弁護士を見せてくれるのか、いまから楽しみです。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。