二宮和也さんが主演するドラマ『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)。9月1日放送の第8話では、二宮さん演じるシーズン2の主人公・天城雪彦と、シーズン1で演じた渡海征司郎の関係がついに明かされました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
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第8話のあらすじ
東城大の病院長選挙に再出馬を表明した佐伯(内野聖陽)。対抗する副院長の江尻(大黒摩季)は、桜宮市医師会会長の真行寺(石坂浩二)を味方につけて立候補。そんな折、天城(二宮和也)を訪ねて厚労省の富沢(福澤朗)がやって来ます。富沢は、患者に法外な治療費を要求する医師がトップとなる新病院「スリジエハートセンター」に許認可は出せないと主張するも、全日本医学会会長となった佐伯の根回しにより危機は回避されます。
そんな中、不在の天城宛てに「至急開封」と書かれた郵便物が届き、世良(竹内涼真)とミンジェ(キム・ムジュン)が代わりに確認。入っていたのは、患者名が無記入の心エコーと造影CTで、過去にバイパス術を受けた痕があり、緊急オペを要する状態でした。その患者が誰なのか探っていた世良は、天城自身なのではないかと思い当たります。
その頃、天城は己の過去と家族に関する真実を確かめるべく、渡海征司郎(二宮和也・二役)の実家を訪ねていました。すでに誰も住んでいない渡海邸で、天城は幼い双子の兄弟が写る写真のアルバムや母子手帳を確認。天城雪彦は渡海征司郎の双子の兄だったのです。そこへ現れた佐伯により、兄弟にまつわる過去の事実、そして天城が心臓に病を抱えるに至った経緯が明かされます。
自身の過去を知った矢先、天城は庭先で倒れてしまいます。天城の心臓を治すためには、世界で唯一、彼しか行えないダイレクト・アナストモーシスが必要。佐伯は最先端医療AI・エルカノを使用して、何とか天城を救おうと考えていました。緊急搬送された天城の手術に世良も尽力。しかし予想外の事態に手術は難航。天城を救うには、ダイレクト・アナストモーシスと佐伯式を同時に行うしかないという絶体絶命の状況が訪れる中、オペ室に渡海が現れ――。
ついに渡海登場! SNSで歓喜の声続々
天城雪彦と渡海征司郎が双子だったという衝撃の事実とともに、天城自身が幼少期から心臓に重度の疾患を抱えていたことが明かされた第8話。ラストシーンでは、天城を救うべく佐伯から呼ばれたと思しき渡海がオペ室に到着し、お決まりの台詞「1千万でもみ消してやるよ」を発し不敵な笑みを浮かべました。
X(旧Twitter)では、「ついに渡海先生でてきた!」「待ってました!」「大好物すぎる展開」「ふたりの抱える悲しみや心の葛藤が苦しいな、切なすぎるな…」「原作からは離れているけど、納得されているはず」「天城先生の手術中の話し方が特徴的で見ていて爽快なだけに渡海先生の手術が余計に気になる」「渡海がオペするのではなくお前がやれってジュノ(世良)に全てを託す展開希望」「ジュノと渡海の組み合わせがまた見れるの嬉しい」など、大興奮のコメントが殺到しています。
佐伯からダイレクト・アナストモーシスができるか尋ねられた渡海は、「やりませんよ俺は。あんなギャンブルみたいなこと」と微笑みながら言い放ちました。果たして天城の命を救うことはできるのでしょうか?
第9話では、天城がオペの際に行う“シャンス・サンプル(二者択一)”を行う理由や、ダイレクト・アナストモーシスが生まれたきっかけが明かされる模様。天城と渡海、いずれも悪魔的な手技を誇る医師2役を二宮さんがどんな演じ分けで魅せてくれるのか注目です。
『ブラックペアン2』あらすじバックナンバー
・第7話
・第6話
・第5話
・第4話
・第3話
・第2話
・第1話
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。