二宮和也さんが主演するドラマ『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)。8月18日に放送された第6話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
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第6話のあらすじ
東城大・佐伯教授(内野聖陽)と医学会会長選に向けて争う維新大・菅井教主(段田安則)は、日本一の自動車メーカー・ウエスギモータースの上杉会長(堺正章)のオペを成功させることで巻き返しを図ろうとしていました。オペの鍵となるのは、最新医療ロボットのエルカノ・ダーウィン。東城大の高階(小泉孝太郎)の協力を得て維新大の早川玲子医師(瀧内公美)が開発したものでした。
菅井はオペの前に天城(二宮和也)しかできない術式、ダイレクトアナストモーシスをエルカノ・ダーウィンに学習させるため、天城に臨床試験のオペを依頼。上杉会長の莫大な資産に目をつけた天城は了承し、東城大で早川、高階とともに臨床試験に臨むことに。その矢先、早川が病に倒れると、菅井は臨床試験の患者になるよう早川に命じます。
天城は臨床試験の手術補助に、オペ看護師・猫田(趣里)を指名。猫田はかつて維新大で看護師に許されない医療行為を行って維新大を追い出され、渡海征四郎(二宮和也・二役)に拾われた過去がありました。目の前の患者の命を救うことに強い意志を持つ猫田は、早川の容態が急変した際、手術室でメスを握り処置を行います。
看護師の医療行為は違法だと制止する高階。しかし猫田は「私は医者です」と宣言。実は東城大でオペ看護師として働きながら、佐伯や渡海のサポートを得て医学部に通い、医師免許を取得したのです。佐伯からその事実を聞いていた天城は、猫田に処置を続けるよう促し、さらには猫田とエルカノ・ダーウィンとの連携で早川にダイレクトアナストモーシスを施し命を救うのでした。
その後、猫田は海外の大学からのオファーを受けて東城大を去ります。一方、上杉会長はエルカノ・ダーウィンではなく天城にオペを依頼。すべてが佐伯の思惑通りに進む中、上杉会長が急変し緊急オペを行うことに。天城不在の中、佐伯が執刀を申し出るも、視野に異変を覚えた佐伯は開胸した直後にオペを中断し――。
オペ看護師・猫田と渡海の絆が明かされ視聴者感涙
シーズン1で渡海の右腕として活躍したオペ看護師・猫田が深掘りされた第6話。東城大を去る猫田は天城から「いい医者になるよ」とはなむけの言葉を受けると、「悪魔のような医者を目指します」と返答。天城が返した「楽しみにしてるよ」という言葉が、渡海を彷彿とさせSNSで話題が集まっています。
X(旧Twitter)では、「猫ちゃん医者になったんだね。渡海先生との絆もここからだったのかぁ」「渡海先生が帰ってくるのずっと待ってたんだ。でもまえを向いて悪魔な医者になる決意をした猫ちゃんかっこいいぞ」「まさかの医師免許取得と渡海先生の指導シーンに目頭が熱くなる」などのコメントが殺到。また「ラストシーンの天城先生って、渡海先生の人柄とか喋り方を絶対知っててやってるよね?」「天城先生と渡海先生、同一人物では。猫ちゃんはそれに気がついたのかも」などのコメントが寄せられています。
上杉会長のオペを中断し薬物治療に切り替え、一命をとりとめた上杉会長。その息子でウエスギモータース社長の歳弘(城田優)は、経営をめぐり対立する会長の引退を望んでおり、高額な報酬と引き換えに手術を失敗してほしいと天城に頼みます。全日本医学会会長選の日に決まった天城による上杉会長のオペ。しかし天城は成功率100%のダイレクトアナストモーシスを失敗……⁉ 手術の可否に患者の全財産の半分で賭けさせるとはいえ、必ず命は救って来た天城。どんなからくりが隠されているのか目が離せません。
『ブラックペアン2』あらすじバックナンバー
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。