3. 食べ物・飲み物を常にかばんへ入れておく
今回の「巨大地震注意」の発表だけではなく、ゲリラ豪雨なども増える中、交通機関の遅延に遭遇する機会が多くなっています。長時間の移動時はもちろん、短時間の移動でも、飲み物とおなかにたまる「おやつ」などをかばんに入れておくと安心です。車内販売がない新幹線や特急列車も増えているので、乗車前に必ず購入するのをお忘れなく。4. 宿についたら「万が一」をシミュレーション
海や川が目の前など、風光明媚な場所は魅力的ですが、特定の災害に弱いこともあります。筆者は宿に到着して部屋に行くまでに、万が一のシミュレーションをするのが習慣になっています。まずは非常口を確認。そして宿の周りの環境から「どんな『万が一のこと』が想定されるか? その際この場所は大丈夫そうか? いざという場合はどう行動するか?」を頭の中で考えます。
そうやって意識することで、初めて館内にある災害時のサインや室内に避難経路の説明があることに気が付くことも多いもの。災害リスクがある場所、例えば南海トラフで津波被害が想定される場所では、「津波タワー」など避難場所を設置するなど対策もされています。地元の人は周知のことでも外から訪れると知らないことも多くあります。楽しむ前に1分間、自分たちの身を守る確認をするのを心がけるといいですよ。
また旅先の自治体のハザードマップを確認しておくと、想定リスクや避難場所も分かります。