『光る君へ』第30話 柄本佑“道長”、町田啓太“公任”らの宴会シーンに「リアル鳥貴族」「吹いた」視聴者爆笑

8月4日に放送されたNHK大河ドラマ『光る君へ』第30話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:NHK『光る君へ』公式Webサイト)

吉高由里子さんが主演するNHK大河ドラマ『光る君へ』。8月4日に放送された第30話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

>前回(第29話)のあらすじはこちら

光る君へ
画像出典:NHK『光る君へ』公式Webサイト

第30話のあらすじ

夫を亡くしてから3年が経ち、まひろ(吉高由里子)は、公任(町田啓太)の妻・敏子(柳生みゆ)が主催する和歌の会で四条宮の女房たちに教えながら、自作の物語を披露し話題になっていました。ある日、自由奔放な歌人のあかね(泉里香)がやって来て、どこか心惹かれるまひろ。まひろは誰の目もはばからず親王との恋に一直線に生きる彼女に、「私もそんなふうに生きてみたかった」と話します。

宮中ではききょう/清少納言(ファーストサマーウイカ)が執筆した「枕草子」が大流行。一条天皇(塩野瑛久)も「枕草子」を読んでは亡き中宮・定子(高畑充希)を思い、もう1人の后である道長(柄本佑)の娘・彰子(三上愛)には目もくれず。彰子の元で育てられている敦康親王(池田旭陽)には会いに来るものの、彰子の前で「定子に似てきた」と言いのけるありさま。

彰子を不憫に思う倫子(黒木華)は、帝から彰子に歩み寄るよう直談判。その行動が理解できない道長に、倫子は「殿はいつも私の気持ちなど分からない」と言い放ちます。頭を悩ませる道長に、公任や行成(渡辺大知)から、「枕草子」を越える作品を献上すればという案が浮上。公任は妻が開く会で話題になっているまひろの存在を知らせ、道長はひそかに口角を上げます。

一方、まひろは娘・賢子(福元愛悠)の教育に頭を悩ませていました。執筆に集中し遊び相手をしてくれないまひろに不満を募らせた賢子は、ある晩、物語が書かれた紙に火をつけます。激怒し、厳しい口調で賢子を𠮟りつけるまひろ。翌朝、為時(岸谷五朗)が賢子を外へ連れ出し、まひろに好きなだけ書くよう話します。いまいち筆がのらないまひろのもとを、突然、道長が訪ねて来て——。

光る君へ
画像出典:NHK『光る君へ』公式Webサイト

道長、公任らの宴会シーンが「これぞ平安の鳥貴族」

陰陽寮の職を辞した安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)に個人的に相談を続けていた道長。「今、心に浮かんでいる人こそが、あなた様を照らす光」と会いに行くよう助言を受け、ついにまひろを訪ねました。

道長が公任から「面白い物語を書く女がいる」とまひろのうわさを聞いた宴会シーンでは、行成と斉信(金田哲)の4人が勢ぞろい。焼き鳥などの肉料理が並ぶテーブルを囲んで酒を酌み交わし語らう姿に、X(旧Twitter)では「仕事帰りの焼き鳥屋でサラリーマン達が呑んでるっぽい雰囲気w」「吹いたw」「リアル鳥貴族」「なるほど、これが平安の鳥貴族…」など、笑いと愛ある揶揄(やゆ)が飛び交っています。

第31話は「月の下で」。予告動画では、まひろの声で「源氏物語」の冒頭文「いづれの御時にか~」が語られており、いよいよ紫式部誕生への道に期待が高まる中、道長とまひろの仲が倫子の知るところとなるのか、賢子が道長の子どもであるという事実は……と、気になる要素が満載。この先の展開から目が離せません。

『光る君へ』あらすじバックナンバー

第29話
第28話
第27話
第26話
第25話
第24話
第23話
 

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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