柔道元日本代表「誤審ないからー!」と主張し「もー我慢できん」吐露。金メダリストも「誤審無かったよ」
柔道男子100キロ級の2015年アジア柔道選手権大会で優勝したこともある高木海帆さんは8月1日、自身のXを更新。柔道の“誤審”について言及し、反響を呼んでいます。(サムネイル画像出典:高木海帆さん公式Instagramより)
柔道男子100キロ級の2015年アジア柔道選手権大会で優勝したこともあり、元日本代表の高木海帆さんは8月1日、自身のX(旧Twitter)を更新。柔道の“誤審”について言及しました。
【実際の投稿:高木海帆、“誤審”について言及】
「他国の選手や審判にもリスペクトは持ちたいですね」
まず「誤審ないからー!!!!!!!!!!!!」と力強くつづった高木さん。続けて「100歩譲って『今の誤審?』みたいな呟きはまだしも、そこから審判や相手選手を攻撃したり、差別的な発言につなげるのは1兆パー違う」と、表明しました。さらに「もー我慢できん」ともつづっていることから、“誤審”の声がいかにSNS上にあふれているかを物語っています。
コメントでは、「人間の目だからこそ、人それぞれいろんな見方は出てきてしまうと思います…しかし、あのオリンピックという舞台で、瞬時に見極めできる審判も凄いなと思います。オリンピックという舞台で、柔道だけでなくスポーツ全体で、相手を思いやる気持ちが増えていくといいですね!」「激しく同意です!!」「柔道に限らず他の競技でも他国の選手や審判にもリスペクトは持ちたいですね」と、高木さんの主張を支持する声が多く上がりました。
「誤審無かったよ」
東京五輪柔道男子60キロ級金メダリストの高藤直寿さん(※高ははしごだか)も自身のXで同日、「誤審無かったよ」と主張。さらに高木さんは別ポストで「もし誤審だった場合や非があった場合にはIJF(国際柔道連盟)はちゃんと声明も出すしちゃんと謝罪もします」とも説明しています。“誤審”問題に揺れるパリ五輪ですが、行き過ぎた主張は差別や誹謗(ひぼう)中傷につながるため、控えたいですね。