日本未発売の花王商品! 東南アジアで販売中の「ビオレガード モスブロックセラム」とは?

花王のビオレといえば、洗顔料や基礎化粧品などを展開する日本で有名なブランドです。現在、ビオレはタイをはじめとするアジア圏に広がりつつあり、日本では未発売の商品も。今回は、タイで販売されている「ビオレガード モスブロックセラム」を紹介します。

日本未発売 タイ ビオレモスガード
日本未発売! タイの「ビオレガード モスブロックセラム」
花王のビオレといえば、洗顔料や基礎化粧品などを展開するブランドで、日本国内では多くの人に知られています。その人気は日本だけにはとどまらず、日本を除くアジアの数カ国のみで発売されている製品もあります。それが、蚊よけクリーム「ビオレガード モスブロックセラム」です。

今回はアジアで発売されている「ビオレガード モスブロックセラム」についてご紹介します。

「ビオレガード モスブロックセラム」とは?

本商品は2022年、タイで初めて発売されました。タイを含む東南アジア諸国では、蚊が媒介する感染症の1つであるデング熱が長年問題となっており、温暖化の影響で被害がより拡大しているそうです。

そこで花王は革新的な独自の技術を応用し、今までとは違う蚊よけ商品を開発。「肌の表面を蚊がとどまりにくいように整えることで、蚊に刺されることを防ぐ技術」を応用し、生まれたのが「ビオレガード モスブロックセラム」なのです。

また花王は、蚊から未来のいのちを守るグローバルプロジェクト「#GUARD OUR FUTURE」を発足し、蚊による感染症、デング熱被害削減の取り組みを本格的にスタートさせました。

「ビオレガード モスブロックセラム」を販売している国は?

2022年にタイで発売された本商品ですが、2024年3月にシンガポール、7月にマレーシアでも発売されており、2024年中に台湾、香港での展開も予定しているそうです。
ビオレモスガード
「ビオレガード モスブロックセラム」の販売国は増加予定 

いち早く発売されたタイの「ビオレガード モスブロックセラム」

安心の日本品質
タイで発売されている「ビオレガード モスブロックセラム」
2022年からタイで発売されている本商品の内容量は50グラム。価格は発売当時のプレスリリースでは69タイバーツで、2024年7月現在のレートで計算すると1バーツ4.32円なので約298円となります。 
メイドイン タイ
Made In Thailandとの表記が。タイで製造されているようです

「ビオレガード モスブロックセラム」はタイのどこで買える?

2024年現在、本商品はスーパーの虫よけ製品が置いてある場所や町の小さな薬局のような店に置いてあります。お値段は当初の発表通りの69タイバーツ。

バンコクにあるマツモトキヨシでは、SHOCK PRICEとして59タイバーツ(約255円)で販売されていました。

「ビオレガード モスブロックセラム」は2種類

2種類あるビオレモスガード
2種類の香りから選べる
本商品の香りは2種類あり、「Floral Blossomの香り」と「Lavender Valleyの香り」の2つです。

色味に大きな差はありませんが、Lavender Valleyの香りのほうが多少青みがかった色に感じます。
タイビオレモスガード
色味はあまり変わらない(左がLavender Valleyの香り、右がFloral Blossomの香り)

「ビオレガード モスブロックセラム」のつけ心地は?

タイ ビオレモスガード
こっくりとしたテクスチャ
本商品はこっくりとしていて、クリームとローションの中間くらいのテクスチャです。伸びはよく、さっと広範囲に広げることができます。
ビオレモスガード使ってみた
簡単に広がるテクスチャ
塗った後はサラサラで、蚊よけアイテムを塗った感覚はまったくと言っていいほどありません。

パッケージに書かれているタイ語をGoogleレンズで翻訳してみると、「軽いテクスチャで伸びやすい」「べたつきません」と書かれています。実際に使用してみましたが、まさにその通りでした。
Googleレンズで翻訳
Googleレンズで翻訳
花王の革新的な技術で開発された「ビオレガード モスブロックセラム」。今年販売国が拡大されることで、より一層、東南アジア諸国でのデング熱被害減少に役立つのではないでしょうか。

花王のニュースリリース
https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2022/20220615-001/
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