日本に訪れる外国人は、日本のどんなところに魅力を感じ、出身国との違いを見いだしているのでしょうか。実際に話を聞いてみました。
「日本人は、アメリカの都市部の人々よりもずっと友好的」
今回、お話をうかがったのは10代のアメリカ人男性・Andrewさん(仮名)。出身地について、「ユタ州南部の小さな町、サンタクララというところです」と答えてくれました。日本には5カ月間滞在しているといい、来日の理由は「日本の人々に奉仕し、イエス・キリストについて教えるため。教会のボランティア宣教師として来ました」とのことです。
日本人とアメリカ人の性格や特性の違いについて述べつつ、両国に愛情を持っていると話してくれました。
さらに、「日本人が大好きです。私がここで5か月間で出会ったほとんどの人はとても親切で、正直でした。本当に全ての人が素晴らしい人たち」と、日本人に対して好印象を持っていることを明かしました。
「砂漠がある地域の出身なので……」日本で唯一苦手なことは?
Andrewさんに日本で好きなところを聞くと、「日本の食べ物がとても好きですね。ローカルのレストランがたくさんあるのも魅力だと思います」といい、さらに「公共交通機関も便利で、車がなくても簡単に出かけることができるのがいいですね」と、移動の利便性についても言及しました。一方で、日本で不便を感じる点を聞いてみると、「気になる点はあまりないですが」と前置きしたうえで「湿度が高いのは苦手です」と明かしました。「砂漠がある地域の出身なので、湿度が高い蒸し暑さと砂漠の暑さは全く異なる経験だと感じています。日本の湿度の高い気候は、適応が必要ですね」とのことです。