All About ニュース編集部は2024年4月19日~6月24日の期間、全国の10~80代の男女304人を対象に「横浜の百貨店・ショッピングモール」についてのアンケートを実施。「家族や子どもと行きたい」スポットのランキング結果を紹介します(画像は筆者撮影)。
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第2位:三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド
第2位は「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」でした。1998年に「横浜ベイサイドマリーナ ショップス&レストランツ」という名称でオープン。当時はアウトレットモール黎明(れいめい)期で、同施設はパイオニア的存在でした。
2020年に全面リニューアルし、それまでの約80店舗から2倍となる約170店舗へと拡充。ファッションブランド、セレクトショップ、スポーツ&アウトドアなど幅広いテナントがそろっています。
子ども連れでも安心して過ごせる施設、サービスも充実。例えば、ベビーラウンジ「うみのもり」では、木のぬくもりを感じながら遊ぶことができます(対象:0~1歳半児)
授乳・離乳食・オムツ替えなどを安心して行える完全個室型の授乳室「mamaro」(3室)を完備。個室なので男性も利用することができます。
またフードコート(Cブロック2階)は、地元の食材を味わえる店がそろい、キッズメニューを扱う店もあります。靴を脱いで食事ができる「小あがり席」は、小さな子ども連れにはうれしいスペースです。
隣接する「UNIQLO PARK」には、ジャングルジムやすべり台などが楽しめる遊び場があり、見晴らしの良い環境の中で身体を動かせるので、休日は多くの子どもたちでにぎわっています。
回答者からは「広くて飽きないし、食事も子連れでもお店に入りやすいから」(大阪府/40代女性)、「隣接するヨットハーバーの景色を楽しみながら家族で散策するのも楽しい」(神奈川県/50代男性)、「ショッピングしつつ、子どもたちはユニクロパークや磯で遊べる」(神奈川県/40代女性)という声が上がっています。
第1位:ららぽーと横浜
第1位は「ららぽーと横浜」でした。都筑区にあるショッピングモールで、最寄り駅はJR横浜線の鴨居駅。2007年にNEC横浜事業所跡地に誕生しました。店舗面積は、9万3000平方メートルで、神奈川県最大規模を誇ります。
各フロアに設けられた授乳室はベビーカーが入りやすい広さ。また一部のトイレには紙おむつの自動販売機も設置するなど、子ども連れでも安心して過ごせます。
ベビーカーでも入れるゆったりとした「アカチャンホンポ」をはじめ、0歳~小学2年生向け(要保護者同伴)のファミリーエンターテインメントスペース「アドベンチャーアイランド」、さらに「遊びが学びに変わる」がコンセプトの次世代型テーマパーク「リトルプラネット」など、屋内で子どもたちが遊べる施設もたくさん。
回答者からは「遊び場や子ども服、子ども用品売り場も充実」(神奈川県/30代女性)、「子ども向けの飲食店が充実していて広くて利用しやすいので」(埼玉県/30代女性)、「子どもが遊べる有料スペースもあり家族で1日楽しめると思う」(神奈川県/20代女性)という声が上がっています。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。