東海版「住みここち(自治体)」ランキングは、東海エリア(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県)に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の10万1246人の回答を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:愛知県名古屋市昭和区
2位は、愛知県の名古屋市昭和(しょうわ)区。名古屋市のほぼ中央に位置し、東部を中心に大学・高校などの高等教育機関が集まる文教地区として多くの学生や留学生が集まります。都心近くにありながら、鶴舞公園、興正寺公園、川名公園などの大規模公園や自然に恵まれたスポットも多く、良好な住環境が整うエリアとして人気です。近年の再開発によるマンション供給も増加し、人口は増加傾向に転じています。実際の居住者からは、「地盤が堅固で標高が高いことから自然災害に対する安全性が高い。大学や医療機関が集中しており、多様性があって文化的。学生も住んでいるためか、物価が著しく高いことは無い。鉄道だけでなく、路線バスも乗り換え無しで主要な繁華街へアクセスできて便利」「地下鉄が2路線の駅近なので、どこに行くのも大変便利。道がフラットなので、歩きやすい。適度に人通りがあるので、夜遅くても怖くない」などのコメントが寄せられました。
1位:愛知県長久手市
5年連続の1位は、愛知県長久手(ながくて)市。住民の平均年齢が若い街として、たびたび全国1位を獲得していることでも有名です。西は名古屋市、東は豊田市に隣接するベッドタウンで、新興住宅地として宅地開発が進んでいます。2005年に開催した「愛・地球博」を契機に市の東西をリニモ(愛知高速・東部丘陵線)が結んだことで交通利便性が高まり、リニモ沿線が発展。2022年11月には愛・地球博記念公園内に「ジブリパーク」がオープンし、県外からも多くの人が訪れています。実際の居住者からは、「イオン、マックスバリュー、イケヤ、アピタ、ピアゴ、カネスエ、Felna、平和堂など生活に必要な大型&中型のスーパーなどが豊富。ドラッグストアが多い。ジブリパークなどの公園的なものもある。イオンシネマで映画も見られる」「40年前と比べると便利になった。マンションが増え子供も増え、買い物が便利になった。夜は静かでよく眠れる。救急外来に対応している病院がある為安心。鉄道、高速がともにすぐ近くにあり住みやすい」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。