男性4人組YouTuberグループの「雨来ズ。」が6月19日、自身のYouTubeチャンネル「【雨来ズ。】雨ニモマケズ、ダーウィンは来ズ。」で動画を更新。17日に公開された「けーさんとたろー」の動画に異論を唱えました。
「僕は一切暴行をしておりません」
動画冒頭、黒背景に白文字で「リーダーのモトダです」「ソウタが殴られたことを面白おかしく取り上げ エンタメとして扱おうとしました。しかし、それが大きな間違いでした」「幼稚な判断と選択により、ご不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪しています。
そして、けーさん側が主張した、そうたさんの暴行について、そうたさんは「僕は一切暴行をしておりません」と自ら発言。雨来ズ。側はその証拠として、音声録音を公開しました。「(相手が)上で馬乗りみたいな状況があって」と話すモトダさんに対し、飲み会に同席していた先輩YouTuberの「うんうん」という相づちや、「そこで揉み合いになってる感じですかね?」というモトダさんの問いかけに、「そうそうそうそう」という返事が「証言の音声」とのこと。
「証拠」という音声録音を公開
さらに「殴った本人との会話」の音声も公開し、モトダさんから、けーさんがそうたさんに馬乗りになって殴る・顔を膝蹴りしたなど「僕が聞いた話じゃないですか」と言うと、「うんうん」とうなずく部分を「証拠1」として動画で流しています。
双方の食い違う部分として挙げられている、“けーさんから一方的な暴力があった否か”についてモトダさんは、そうたさんは診断書を提示しており、そうたさんから暴力を受けたというけーさんは診断書を提示していない点を指摘。「事実は明確ではなく不明」「つまり、そうたは手を出していない」と主張し、けーさん側は「自分に有利な情報のみを提供」していると訴えました。
そうたさんのセクハラ発言も事実と異なる……
また、多くの視聴者から反感を買うことになった、バーの女性店員へのセクハラ発言についても言及。そうたさんは唐突にセクハラ発言をしたわけではなく、けーさんが「俺でもいけますか?」という女性店員への発言があり、その後にそうたさんが「俺とやれますか」と続けたのが“事実”だそう。このほか、動画内ではバーに迷惑をかけたことについての釈明や、けーさんから殴られた原因など、約20分にわたり語られています。
モトダさんは「人の命を奪いかねない暴力を振るって怪我をさせる事は許される事ではない」として、「刑事事件として戦って行きます」と宣言。今後については動画で随時、報告していくと話しています。また、「そうたがお店にご迷惑をおかけしたっていう点は変わらない」「反省すべき点」とも指摘しました。
コメント欄では「最初に事実と異なることを発信したのはお前だろ」「証拠が証拠になっていない」「刑事事件かどうかの判断は検察官しかできない」「起こった事件に対しての姿勢は、相手の方が誠実なんじゃ」と厳しい声が相次ぎ、「証拠の音声も…都合のいいように途切れてる」「録音が切り取られる形ですべての流れを公開していない」と、不自然に切り取られた証拠音声に疑問の声が寄せられています。