Mrs. GREEN APPLEの新曲MVが差別的であると非難殺到「最初から最後まで全部アウト。ちょっと酷すぎて」

ロックバンド・Mrs. GREEN APPLEが発表した新曲『コロンブス』のMVが差別的であると話題になっています。かなりひどい内容のようで、ショックを受けているファンもいるようです。(サムネイル画像出典:Mrs. GREEN APPLE公式YouTubeより)

ロックバンド・Mrs. GREEN APPLEが発表した新曲『コロンブス』のミュージックビデオ(MV)が差別的であると話題になっています。

【実際の動画:Mrs. GREEN APPLE、差別的な内容に非難殺到】

「なんで誰も止めなかったの? ほんとにやばいよこれは」

アメリカ大陸を発見したとかつて言われていた、クリストファー・コロンブス氏(現在は、コロンブス氏以外の人間が発見したと調査の結果明らかになっています)。6月12日に発表された同バンドの新曲MVでは、彼に扮(ふん)したと思われるバンドメンバーが登場し、猿に扮した人間と一見、仲が良さそうに過ごす内容となっています。

しかし、猿が人間が乗っている力車を引く姿や、猿が負傷し“死”を予兆させるシーンなどが。明るい曲調とは裏腹に、内容は人間がまるで猿より上のような、偏っているように感じられます。

これに対しネット上では非難が殺到。

コロンブスのMVますますヤバい気がする。みんな歴史知らないのかな?周りの大人達止めなかったんだろうか...ネイティブアメリカンを猿人で表現するのは流石に問題だと思う。海外では使えなさそう...

コロンブスというタイトルで、サルに扮したモブと踊るミュージックビデオ大丈夫なのかな。まぁ国内完結なら問題ないとは思うが、仮にも提携相手のコカコーラは多国籍企業だと思うと…

最初から最後まで全部アウト。ちょっと酷すぎて、何から突っ込んだら良いのか。事務所もレコード会社もこれ見てヤバいと思わなかったの?そもそも何でこの企画が通るの? 世界史を少しでも勉強した人が関係者に誰もいなかったの?

ミセスのファンになって数年経つけど、今回のコロンブスMVはマジでファン辞めそうになるほどまずい ショックだ なんで誰も止めなかったの? ほんとにやばいよこれは というかMVだけでなくコロンブスをポップなモチーフとしてる所もまずい 世界的な話題になってもおかしくないくらいまずい

Mrs. GREEN APPLEのMVが炎上してますね。「コロンブス」というタイトルで、大航海時代のヨーロッパ人?に扮したアーティストが、なんと「猿」に文明を教える内容で、驚愕しました。これはアウトですね…しかもコカ・コーラのキャンペーンソングとは…


など、ネイティブアメリカンを猿にたとえ、バンドメンバー扮する人間が“文明を教える内容”であることが差別的であると感じた人が多いようです。

「植民地万歳みたいなMVヤバい」

MVのコメント欄では「もっくんのビジュ爆発しすぎてないか…⁇」「ずっとわくわくさせてくれるミセスが本当に大好き」など、ファンから歓喜の声も上がる一方、

先住民を猿の着ぐるみで表して、コロンブスがその「猿」に「文明を学ばせ」たり、侵略者の乗った車を引かせてる描写になんでGOサインが出たんですか……信じられない……

植民地万歳みたいなMVヤバい

ファンは「ビジュが良い!」としか言ってないし地獄

この動画絶対消えるから記憶に焼き付けといた方がいい

世界史キャンセル界隈


など、やはり非難の声が多く上がっています。

コカ・コーラのキャンペーンソング

今回の新曲はコカ・コーラのキャンペーンソングとして発表されました。Mrs. GREEN APPLEは近年人気を博していることから、多くの人の目に触れ、内容に問題があると発覚したのでしょう。本記事執筆時点で同バンドはまだ声明を出していません。今後何かしらの動きがあるのか、注視したいですね。※13日午後にYouTubeは公開停止になりました。

【こちらも読む:Mrs. GREEN APPLE、問題のMVを公開停止し謝罪「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていた」
 
画像出典:『コロンブス』MV
画像出典:『コロンブス』MV
次ページ
関連投稿を見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】