『アンチヒーロー』第9話 まさかの人物が裏切り!? 最終回直前に考察過熱 「すべて計画通り」か?

6月9日に放送されたドラマ『アンチヒーロー』第9話のストーリーをおさらいしつつ、最終回の見どころに迫ります。(画像出典:TBS『アンチヒーロー』公式Webサイト)

長谷川博己さんが主演するドラマ『アンチヒーロー』(TBS系)がいよいよクライマックスへ。6月9日に放送された第9話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに最終回の見どころを紹介します。


>前回(第8話)のあらすじはこちら

アンチヒーロー
画像出典:TBS『アンチヒーロー』公式Webサイト

第9話のあらすじ

12年前の「糸井一家殺人事件」の死刑囚・志水(緒方直人)が冤罪である証拠動画が、検事正・伊達原(野村萬斎)によって消滅。打つ手がなくなった明墨(長谷川博己)らは、再審に持ち込む証拠を求め、改めて事件を洗い直すことに。

赤峰(北村匠海)は明墨の前に事件の真相を追って病死した検事・桃瀬(吹石一恵)の実家を訪れ、新たな資料と日記を入手。紫ノ宮(堀田真由)は当時、動画の存在を隠蔽(いんぺい)した刑事の父・倉田(藤木直人)から証言を得ようと面会に行くも拒否され続けます。そんな中、週刊誌に明墨が殺人犯を不正に無罪にしたとのスクープが一斉にすっぱ抜かれ、伊達原による印象操作の魔の手が。

赤峰は明墨に代わり志水に接見し、逮捕当時の被疑者ノートを預かってきます。ノートを読んだ紫ノ宮は、殺害に使われた毒と警察官の尋問で語られた中毒症状に矛盾を発見。明墨は伊達原が鑑定書を書き換えさせたと推測。桃瀬もそのことに気付きながら、志半ばで他界していました。

明墨は紫ノ宮を連れて倉田に面会。倉田は娘である紫ノ宮の将来を守るため、伊達原とともに証拠動画の存在を隠匿し、これまで口をつぐんできたと白状します。再審の糸口をつかみそうになる中、当時、毒物を鑑定した科捜研の平塚はすでに病死していることが判明。助手にあたろうと動く中、明墨が緋山(岩田剛典)の殺人の証拠隠滅で逮捕され――。

アンチヒーロー
画像出典:TBS『アンチヒーロー』公式サイト

白木まさかの裏切り? クライマックスに向けて考察熱が沸騰

赤峰、紫ノ宮に「後は任せる」と残して連行された明墨。一方、伊達原のもとには明墨の事務所のパラリーガル・白木(大島優子)が、緋山が殺人者である証拠の作業着を持って訪れていました。明墨にはそれなりに恩もあっただろうに良かったのかと問う伊達原に対し、「別に。優秀な弁護士さんが来て用済みみたいですから」と淡々と答える白木の本意が気になるところ。

X(旧Twitter)では、「白木全くそんな素振りなかったな」「白木は裏切ってないと…思う…」「ただの明墨の駒として動いてるとは思えない」「明墨先生のことだから、白木の裏切りも逮捕されて裁判になる所まで想定済み、計画通りなんでは…」「明墨が白木を事務所に誘い、緋山への復讐の意味も含めて伊達原に血の着いた作業服を持っていく役割を持たせたと予想」「緑川(木村佳乃)も正義の人間だと思う」など、クライマックスに向けて考察が過熱しています。

次週、ついに最終回。明墨を証拠隠滅罪に問う裁判が始まり、担当刑事として伊達原が登場。法廷で因縁の対決が繰り広げられます。12年前の事件にまつわる全ての真相が明らかに。志水の冤罪は晴らされるのか、明墨と伊達原に待ち受ける結末から目が離せません。

『アンチヒーロー』あらすじバックナンバー

第8話
第7話
第6話
第5話
第4話
 

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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