『アンチヒーロー』第6話 迫田孝也の正体巡りSNSで考察過熱「ラスボスにしか思えない」「危険人物?」

5月19日に放送されたドラマ『アンチヒーロー』第6話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:TBS『アンチヒーロー』公式Webサイト)

長谷川博己さんが主演するドラマ『アンチヒーロー』(TBS系)。5月19日に放送された第6話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。


>前回(第5話)のあらすじはこちら

アンチヒーロー
画像出典:TBS『アンチヒーロー』公式Webサイト

第6話のあらすじ

明墨(長谷川博己)は個人情報流出事件で有罪となった、出版社の女性副編集長・沢原麻希(珠城りょう)の弁護を請け負うことに。彼女はかつて、現法務副大臣・加崎達也(相島一之)のスキャンダルを暴く記事を書いていました。今回のターゲットは政治家・加崎なのかと推測する赤峰(北村匠海)、紫ノ宮(堀田真由)。

沢原は無罪を主張しており、かつての上司・上田其一(河内大和)にはめられたと訴えます。沢原を犯人だと示す証拠が不自然にそろいすぎていることから、彼女の主張を受け入れた明墨らは、上田が真犯人である証拠を集めることに。明墨がGPSを上田のカバンに仕込み赤峰に尾行させ、上田が加崎と懇意にしている証拠を入手。紫ノ宮もまた、上田の犯行である証拠を探ります。

控訴審に臨んだ明墨らは、沢原の無罪を証明する新証拠の提出を認めるよう、裁判官・瀬古成美(神野三鈴)に訴えます。しかし検事・品川(近藤公園)は明墨らの証拠が違法な入手方法をとったことを指摘。上田がGPSに気付き、赤峰に尾行されていたことを証言します。瀬古は新証拠の提出を却下。しかし明墨には想定内だった様子。

明墨の真の目的を考察する赤峰に、紫ノ宮も独自に調べてきた情報を共有。2人は明墨の行動の軸に12年前の糸井一家殺人事件が絡んでいると確信します。その事件で志水裕策(緒方直人)に死刑を言い渡したのが瀬古判事。彼女は、赤峰が冤罪を晴らすと誓った松永理人(細田善彦)の事件でも有罪判決を言い渡していました。

今回の事件で、明墨が真に見据えていたのは瀬古。出世のため政治家と裏でつながり不正を働いている瀬古の闇を炙り出さない限り、沢原の無罪は勝ち取れないと明墨は語り——。

アンチヒーロー
画像出典:TBS『アンチヒーロー』公式Webサイト

キーパーソン「エゴシ」の登場にSNSざわつく

明墨の真の狙いが瀬古だと突き止めた赤峰、紫ノ宮。同じ頃、瀬古は伊達原検事正(野村萬斎)と酒を酌み交わしながら、明墨のことを話題に。伊達原から「あの男はしぶとい。しっぽを掴まれないように」と助言を受けながらも、瀬古は余裕の表情を浮かべていました。次週は瀬古の闇が暴かれる展開に期待が高まります。

また、明墨と緋山(岩田剛典)の会話から、12年前の事件解明の鍵となる人物「エゴシ」を探していることも明かされました。公式サイトの相関図では迫田孝也さんだけ役名が判明しておらず、X(旧Twitter)ではエゴシ役なのではと正体を巡って話題に。

「迫田さんがラスボスだとしか思えない」「またも危険人物の役?」「『VIVANT』でも『鎌倉殿の13人』でもロクな最期じゃなかったから今から描かれ方が心配」「迫田よ…また殺されるのか…苦笑」「迫田さん今度も救いがないの?」などのコメントが殺到。「明墨が緋山に探させているエゴシ、相手の弱みを握って支配するというこの人物に志水と倉田は“娘”を盾に取られたか?」「緋山もエゴシに支配され貶められてたのか?」「エゴシが12年前の事件の真犯人?」など考察も盛り上がりを見せています。

第7話では、瀬古の闇を暴くことで12年前の驚愕(きょうがく)の真実が明らかになる模様。志水が冤罪だとしたら真犯人は誰なのか、志水が罪を認め口を閉ざす理由は何なのか、検察や警察にどんな思惑や不正があったのか。そして明墨は本当は何と闘っているのか——。物語の行く末から目が離せません。

『アンチヒーロー』あらすじバックナンバー

第5話
第4話
第3話
第2話
第1話
 

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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