川口春奈さん、木南晴夏さん、畑芽育さんが3姉妹として共演するドラマ『9ボーダー』(TBS系)。6月7日に放送された第8話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第8話のあらすじ
七苗(川口春奈)とコウタロウ(松下洸平)が互いの本当の思いを知ってさらに距離を縮める中、八海(畑芽育)がSNSに投稿した誕生日会の動画を見た人物から、そこに映っているコウタロウが「自分の兄に似ている」という連絡が。送られてきた2ショット写真に写っているのは確かにコウタロウだが、どこか信じられず不安そうな彼を励ます七苗。
後日、百合子(大政絢)と名乗る女性がコウタロウを訪ねて大庭家へやって来ます。彼女の口から明かされたのは、コウタロウは芝田悠斗という名の、神戸で家族経営している不動産会社の副社長であること。そして彼女が芝田悠斗の婚約者であること。一緒に神戸へ帰ろうと話す百合子に即答できないコウタロウ。七苗は動揺を隠し、「そうする方がいい」とコウタロウに語りかけます。
「必ず帰って来る」と話すコウタロウに、「必ずなんて言わないで。どうなるか分からない」と返す七苗。彼との恋にふたをしようと“平気なふり”を続ける七苗を、六月(木南晴夏)や松嶋(井之脇海)らも心配する中、コウタロウは記憶を失う以前の自分を辿り、なぜこの町に来たのか、なぜけがをして倒れていたのかの真相を知ります。
コウタロウの神戸行き当日、八海や陽太(木戸大聖)からコウタロウが七苗に会うため“いつもの場所”にいると聞くも動かない七苗。しかし、九吾(齋藤潤)の「また後悔するの?」という言葉に背中を押され、コウタロウを追って空港へと急ぎます。一方、百合子と落ち合ったコウタロウは、最後まで七苗の姿を探しながらも飛行機へと乗り込み――。
まさかの婚約者登場で雲行き怪しく
コウタロウの正体とともに、婚約者がいたという衝撃の事実が判明した第8話。本音を押し隠す七苗と会えないまま、コウタロウは神戸へ旅立ってしまうという不穏な展開に。
X(旧Twitter)では、「え、うそやん。こういうときって間に合うんじゃないの…?」「このまま離れ離れになっちゃうのかなぁ(涙)」「婚約者おるのきついな」「記憶喪失になる前に婚約してた人と、記憶を失ってから知り合った大切になった人。たとえ記憶を取り戻してもどっちを選べって言うんだ」「コウタロウさんはどうするのかな。元に戻っても今の生活をとっても、誰かは辛い思いをするんだよね。せつない」などのコメントが飛び交っています。
注目の第9話では、家に帰り家族に再会したコウタロウが、百合子の献身的なサポートを受けて副社長の仕事に復帰することに。百合子との結婚の話が進みもどかしさを感じる一方、七苗はコウタロウへの思いをごまかすかのように“おおば湯改装”に打ち込み、ついにリニューアルオープンの日が訪れ……。七苗とコウタロウの恋模様にどんな結末が待ち受けているのか、目が離せません。
『9ボーダー』あらすじバックナンバー
・第7話・第6話
・第5話
・第4話
・第3話
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。