品川駅で行われた出発式
午前11時から品川駅3番線ホームで出発式が行われた。台湾側から3名(周 台北駐日経済文化代表処副代表ほか)、日本側から2名(蛯名邦晴 日本旅行業協会理事長、最明仁 日本観光振興協会理事長)、それに京急電鉄 原田一之会長、山本勝広品川駅長が登壇、代表者挨拶の後、テープカットおよびフォトセッションをもって終了した。1番列車は品川発、羽田空港行き
11時46分、山本駅長の合図とともに列車はゆっくりと品川駅ホームを離れた。先頭車に来賓が、報道関係者ほかは2号車に乗車。電車はノンストップで羽田空港を目指す。京急蒲田駅ではドアは開かないものの3分ほど運転停車。臨時列車なので、定期列車が先行する。 京急蒲田を発車すると、大きくカーブして空港線に乗り入れる。窓から外を見ると、車体の台湾の文字が輝いて見える。糀谷あたりまでは高いところから沿線の街並みが見下ろせる。 大鳥居でいったん地下に入り、再び地上に出て穴守稲荷を通過。その後、地下にもぐり、羽田空港第3ターミナル駅に到着した。台湾へ向かう飛行機を眺めて思いは海外へ
羽田空港第1・第2ターミナル駅へ向かう電車を見送って、インバウンド客などでごったがえす第3ターミナルへ。 今日は飛行機には乗らないので展望デッキへ向かい、せっかくなので台湾へ向かうチャイナ・エアラインとエヴァ航空の機体を眺めて都心に引き上げた。 なお、「ビビビビ!台湾号」の運行予定は、京急の公式Webサイトで発表される。 取材協力=京急電鉄、台湾観光庁この記事の筆者:野田隆
名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL「D51」を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、『ヨーロッパ鉄道と音楽の旅』(近代文芸社)を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。近著に『シニア鉄道旅の魅力』『にっぽんの鉄道150年』(共に平凡社新書)がある。
名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL「D51」を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、『ヨーロッパ鉄道と音楽の旅』(近代文芸社)を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。近著に『シニア鉄道旅の魅力』『にっぽんの鉄道150年』(共に平凡社新書)がある。