茨城県版「住みたい街(自治体)」ランキングは、茨城県に住む20歳以上の男女4104人を対象に実施(調査期間:2024年2月21日〜3月14日)。回答を全国の自治体を対象にしてランキングを集計しています。
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3位:茨城県水戸市
3位は、茨城県の水戸市でした。生活利便性が高いだけでなく、水戸徳川家のゆかりの地として、水戸黄門(徳川光圀)の銅像や日本三名園の1つである「偕楽園」などの観光名所が充実するほか、市街地近くの千波湖など、豊かな自然を身近に感じることができる環境が整っています。実際に住んだことがある回答者からは、 「引っ越して来ましたが、自然が多く、食べ物も産地の物が多く美味しい。近くにも車で走っても大きな公園がいくつもあり、ファミリーが住みやすい街だと思います」「スーパーやドラッグストアが多いので、買いたいものや立地によって使い分けられる。郊外に大型ショッピングセンターがあるので、車を持っているとより便利。車で1時間程度のところに海や山がある。電車は特急で1時間半〜2時間程度で東京へ行くことができる。車で30分程度のところに茨城空港があり、韓国や神戸、沖縄便がある」などの声が集まりました。
2位:東京23区
2位は、東京23区。「特別区」と呼ばれる各区が独立した自治体で、皇居周辺の千代田区、中央区、港区を都心地域、新宿区、文京区、渋谷区、豊島区の4区を副都心地域とし、これらの地域を取り囲むようにJR山手線が走っています。鉄道や地下鉄、高速道路などの交通網が発達し、オフィスや商業施設が集結している一方で、神社仏閣など歴史的建造物も数多く残っており、新旧の観光名所が数多くあるエリアです。実際に居住したことがある回答者からは、「下町風情の人情、スカイツリーや隅田川、浅草寺などの観光地のにぎわい、夜景の美しさ。他路線乗り入れでアクセスの良さ」などの声がありました。
1位:茨城県つくば市
1位は、茨城県つくば市でした。北関東(茨城県、栃木県、群馬県)居住の20歳以上の男女9785人を対象に集計した「住みたい街ランキング2024<北関東版>」では、4年連続で2位を獲得しています。JAXA筑波宇宙センターをはじめ、多数の研究機関が集積する日本国内最大級の学術都市として発展。筑波山や公園など自然豊かなエリアも多数残る住みやすさが人気を集めています。実際に住んだことがある回答者からは、「自然もありつつ、生活する場がコンパクトにまとまっている。ペデストリアンルートが確保されているし、公園も多く、木々の手入れも頻繁にやっている。また、公園や広場で様々なイベントがあるだけでなく、多くの研究所がイベントをしており、教育とも連携していてとても理想的な暮らしができている」「どこからもランドマークである筑波山がよく見え、とても素晴らしい景観である。公園も多く、現代的な街並みの中に緑があふれている。買い物も、徒歩・自転車圏にショッピングモールやスーパー、ドラッグストアなどがあり、とても便利である。車や電車を使えば、他にもショッピングモールがいくつもあり、都心も約50分で行けるので、買い物の選択肢がとても多い」などのコメントが寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。