茨城県版「住みここち(自治体)」ランキングは、茨城県に住む20歳以上の男女1万6831人を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:那珂郡東海村
2位は、那珂郡東海村(なかぐんとうかいむら)。5年連続で2位を獲得しています。東海村にある東海駅にはJR常磐線が乗り入れ、茨城県最大のターミナル・水戸駅まで約15分でアクセスできるほか、駅前のバスロータリーからは東京駅行きなど、東京、羽田空港、名古屋、仙台方面行きのリムジンバスが発着しています。駅周辺には大型商業施設や村役場、博物館などの公共施設があり、住みやすい環境が整っています。実際に住んだことがある回答者からは、「コンパクトで、公共施設へのアクセスがしやすい。小学生でも高学年になれば全ての施設(図書館やプール、コミュニティーセンター等)に子供だけで自由に行ける。子供の教育に熱心で、無料の講座やイベントが多く子供が楽しめる。中学生まで医療費が無料で高齢者の福祉が手厚い」「駅が近く通勤しやすい。周りに大きなショッピングモールや図書館、学校があり通いやすく塾なども近くにあるため子供が大きくなっても勉強しやすい環境なのと親が年老いても公共機関や公共施設が使いやすい場所にあるため過ごしやすい環境である」などのコメントが寄せられました。
1位:守谷市
6年連続で1位を獲得したのは、守谷市でした。北関東(茨城県、栃木県、群馬県)居住の20歳以上の男女3万9582人を対象に集計した「街の住みここちランキング2024<北関東版>」でも1位を獲得しています。「つくばエクスプレス」で東京の秋葉原駅まで最短32分で行くことができ、東京など県外のベッドタウンとしても人気です。駅周辺は商業施設のほか、図書館や公民館などが集まり、建築規制や緑化協定が設けられた緑豊かな美しい街並みが広がっています。実際に居住したことがある回答者からは、「街並みがバランス良く整備されている。インフラも整備されており緑豊かな街である。住みやすさNo.1になったこともあり常に上位にランキングされている。とにかく便利な街です」「公共施設における設備がしっかりしており、快適にすごせる。高規格な道路でゆとりある運転ができる。早くから条例を定めて、家屋の間隔を広くしてあり、密集感が極めて低い」などの声が集まりました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。