石原さとみさん、亀梨和也さんが共演するドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)。5月28日放送の第8話では、石原さん演じる検事・西村奏が一連の出来事の真相に迫り、物語はクライマックスへ。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに最終回の見どころを紹介します。
第8話のあらすじ
放火事件の被疑者となった元恋人・野木真樹(亀梨和也)を長野から横浜に連れ戻した横浜地検の検事・西村奏(石原さとみ)。放火犯は別にいると確信して捜査を続ける中、現場付近を走っていた車のドライブレコーダーに、大学時代の友人で弁護士の梅田祐希(矢本悠馬)が映っているのを発見。祐希と知美(宮澤エマ)夫妻の自宅を訪ね、話を聞くことに。
重い口を開いた祐希は、就職の相談で真樹の父で弁護士の野木浩一郎(仲村トオル)を訪ねたことを認めるも、放火は強く否定。勘違いした真樹が自分を庇ったと語り、参考人として出頭すると話します。検事として2人の無実を証明するために真実を見つけ出すと誓った奏は捜査を続け、放火犯と思しき謎の男が映った写真を入手します。
祐希から聞いた話を伝えると、真樹もまた自供を覆し犯行を否認。真樹の嫌疑は晴れないものの、ガン治療の入院を条件に釈放されます。真樹は奏の元婚約者で主治医の奥田貴志(安藤政信)と対峙(たいじ)。手術を勧められ命を預けるのかと問う真樹に対し、「あなたを生かすことも殺すこともできる」と貴志。
一方、奏は知美を自宅に招き久々に学生時代のように語り合う中、貴志が口裏を合わせてくれたことで検事を続けられている事実を知ります。彼から別れを切り出されたことに喪失感はあるものの、検事としての道を突き進むと改めて決意。翌朝、与党新総裁誕生のニュースを見た奏は、そこに映る秘書の男が写真の男であることに気付きます。
新総裁になった東正太郎(馬場徹)は、かつて検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介)が“真相を封じ込めて”自殺した「環境エネルギー汚職事件」で、浩一郎の力により無罪を勝ち取った人物。その事件と大学時代に友人・及川カオリ(田中みな実)が起こした事故、その直後の真樹の失踪、今回の放火事件、全てが繋がっていると確信した奏は、浩一郎の病室を訪れ――。
黒幕を突き止めた奏、強大な敵にどう立ち向かうか?
恋人や友人として、何よりも検事として真実を追い求めた奏によって、真樹と祐希が放火犯ではないことが判明。また、奏と真樹が巻き込まれてきた一連の事件をつなげる黒幕が判明し、物語はクライマックスへ。
X(旧Twitter)では、「なんか野木パパは使われてるだけみたいな気がしてきた」「やっぱり黒幕はあの政治家(伊武雅刀)」「きっと大畑検事(高畑淳子)は辻英介が亡くなった事件からずっと、背景にある黒幕の存在に静かに厳しい目を向けていたのだろうな」「奏、ようやく黒幕の尻尾の先を掴んだけど、敵は強大…どう戦っていくのか」「まだまだ疑問がいっぱい!最終回待ちきれない」などのコメントが寄せられています。
検事として20年に渡る一連の事件の闇と真相を究明する奏に対し、とうとう重い口を開く野木浩一郎。一方、病状が進行した真樹は、貴志の執刀で手術を受けることに決め――。最終回で明かされる驚愕(きょうがく)の真相とは? 奏と真樹の運命的な恋に、どんな決着のときが訪れるのか注目です。
『Destiny』あらすじバックナンバー
・第7話・第6話
・第5話
・第4話
・第3話
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。