広瀬アリスさん、眞栄田郷敦さんが共演するドラマ『366日』(フジテレビ系)。5月27日放送の第8話では、月9恋愛ドラマならでは、そして本作が着想を得たHYの楽曲『366日』の歌詞をなぞるような切ない展開が話題に。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第8話のあらすじ
地元・茨城での花火大会の帰り、先に東京に戻った明日香(広瀬アリス)に、遥斗(眞栄田郷敦)が実家に戻ってきていないと花音(中田青渚)から連絡が。看護師の紗衣(夏子)が遥斗を発見し事なきを得たものの、遥斗を1人にしてしまったことを反省する明日香。遥斗も心配をかけたことを謝ります。
遥斗は明日香を食事に誘い、初めて出た給料でごちそうします。その帰り、初めて2人きりで会った思い出の場所へ行くと、あの時と同じようにベンチにハンカチを敷く遥斗。思い出したのかと笑顔を見せる明日香に合わせ、遥斗はついうそをついてしまいます。
明日香や高校の同級生である智也(坂東龍汰)や莉子(長濱ねる)、和樹(綱啓永)らが、覚えていない昔の話をするたびに複雑な思いを抱えていく遥斗。昔の自分に嫉妬しつつ、明日香が今の自分に向ける気持ちが、男としてではなく保護者としてのように感じていました。
クリスマスイブの日、遥斗が思い出したフリをしていたことを知った明日香。記憶が戻らなくても今の遥斗といるだけで楽しいと語る明日香に、本当にそう思っているのかと問う遥斗。紗衣からも今の遥斗をちゃんと見てあげてと言われた明日香は、遥斗の記憶が戻ってほしい自分のエゴだったのではと悩みます。
そんな中、和樹の知り合いのコテージで同級生5人の忘年会をすることに。微妙な心のすれ違いをしていた遥斗と明日香は、互いの本音を伝え合います。「明日香には笑っていてほしい」「遥斗の悲しい顔見たくない」「一緒にいないほうがいいのかな」――恋人ではなく友達に戻ろうと涙をこぼしながら話し合う2人。そんな様子を和樹が心配そうに見つめていて――。
歌詞の世界観ぴったりの切なく苦しい展開
互いに思い合っているからこそ離れるという選択をした遥斗と明日香。2人が涙ながらに本音を語り合うシーンではBGMに『366日』が流れ、その歌詞がぴったりとハマる展開に胸が苦しくなりました。
X(旧Twitter)では、「表面では仲良くてもお互い無理してる感やぎこちなさ。頑張って好きになろうとしている遥斗。明日香の過保護感。切ない」「明日香ほんとお母さんになっちゃってるね(涙)」「友だちに戻ってというか友だちになって、また1から恋して付き合う、それでいいじゃん、もう」「早くよりを戻して」「366日の歌の歌詞はベースにあっても、辛い試練を越えなお人生が晴れると伝えてくれると思いたい」などのコメントが寄せられています。
互いに“悲しい顔”をさせないために別れることを決意した遥斗と明日香。友達に戻った2人がそれぞれの日々を過ごす中、明日香に莉子の試験の「お疲れさま会」をやろうと智也から連絡が。遥斗を呼んでいいか気遣う智也に、もちろんと笑顔で答えたものの、電話を切ると笑顔は消えていき……。一方、遥斗は看護師の紗衣と交流を続ける模様。明日香と遥斗の恋にどんなクライマックスが待ち受けているのか注目です。
『366日』あらすじバックナンバー
・第7話・第6話
・第5話
・第4話
・第3話
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。