石原さとみさん、亀梨和也さんが共演するドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)。4月30日放送の第4話では、亀梨さん演じる野木真樹が“あの日”の真相を語りました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第4話のあらすじ
梅田祐希(矢本悠馬)と知美(宮澤エマ)夫妻の家で、意図せず再会した西村奏(石原さとみ)と野木真樹(亀梨和也)。気まずさから家を飛び出した真樹を追った奏は、奥田貴志(安藤政信)と婚約したばかりにもかかわらず、真樹と導かれるようにキスをしてしまいます。「忘れて」とこぼす真樹に対し「忘れられるわけない」と奏。「じゃあ忘れないで」――恋人だった頃の思いは2人の心から消えておらず。
真樹との再会に心を揺さぶられつつも、過去のことだと自身に言い聞かせる奏。ある日、奏が検事として働く横浜地検に真樹がやって来ます。「あの日のことを話す」といって、及川カオリ(田中みな実)が事故死した日の真相を語る真樹。なぜカオリが運転していた車のハンドルに真樹の指紋がついていたのかと問う奏に、真樹は車中で起きたことを話し始めます。
奏の父で検事の辻英介(佐々木蔵之介)と正樹の父で弁護士の野木浩一郎(仲村トオル)の「環境エネルギー汚職事件」に関わる因縁を調べるため、浩一郎に直接会いに行ったカオリ。父と関係が悪い真樹はそれを聞いて激怒。車を暴走させ真樹と心中を図ろうとするカオリを止め切れなかった。ハンドルを自分から手放した。だから、皆に会わせる顔がなくて姿を消した――。
真樹が祐希と知美にも同じ話を打ち明けると、知美は「環境エネルギー汚職事件」に2人の父親が関わっているとカオリに話した自分が悪いと述懐。就活もうまくいかず真樹も奏にとられて精神的に病んでいたカオリに辛辣(しんらつ)な一言を吐いてしまい、けんかしたままなのだと語ります。カオリの事件の真相を知った奏は、父・辻英介がなぜ死んだのか、「環境エネルギー汚職事件」の裏に何があるのかについて調べ続ける決意を新たにするのでした。
真相明らかになるもカオリの狂気すぎる暴走にドン引き
父・英介の死にまつわる事件を“検事として”改めて調べ出した奏に、支部長・大畑節子(高畑淳子)は特捜部時代の英介の部下・新里龍一(杉本哲太)を紹介。彼と待ち合わせた奏を、浩一郎と密談をしていた謎の男が監視する一方、浩一郎が祐希に接触。同じ頃、真樹が胆のうがんであると診断した貴志は、自身が奏の婚約者である事実を告げて真樹のリアクションを伺う様子を見せました。
X(旧Twitter)では、いよいよきな臭くなってきた事件の真相と許されぬ恋が、今後どんな展開を迎えていくのか期待する声が続出。一方、「トモも真樹も悪くないのに色んなことが積み重なってカオリが死んじゃってあの頃から時間が止まっちゃってるのしんどい」「カオリがやっぱ鬼メンヘラ設定だったのちょい残念…もう少し一緒に死のうとする理由に深みが欲しかった」「みんなよくカオリのことぶん殴らないな」「カオリめんどくさい女すぎて1ミリも同情できない」など、カオリの狂気におののく声も飛び交っています。
第5話では、新里は奏に「何も話せることはない」と言いつつも、「辻さんは死をもって真実を封じ込めた」と進言。奏は長野の実家に帰り父・英介の遺品を探ると、重要な遺品を発見し……。その遺品が示す想像を絶するほどの過酷な事実とは? 奏と真樹を翻弄し続ける残酷な運命の行方から目が離せません。
『Destiny』あらすじバックナンバー
・第3話・第2話
・第1話
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。