赤楚衛二さん、錦戸亮さんが共演するドラマ『Re:リベンジ』(フジテレビ系)。4月25日に放送された第3話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第3話のあらすじ
天堂海斗(赤楚衛二)は、天堂記念病院の前理事長だった父・天堂智信(光石研)が大友郁弥(錦戸亮)に殺されたのではないかと疑念を持ち、彼の正体を暴くため、会長である祖父・天堂皇一郎(笹野高史)に頭を下げて病院の広報部で働くことに。
同じく広報部で働くいとこの天堂佑馬(青木柚)に協力を仰ぎ、智信が急死した日の監視カメラを確認。すると、容態が急変した前後の映像が消えており、閲覧履歴には大友の名が。佑馬は現理事長である母・天堂市子(余貴美子)の執務室へ忍び込み、監視カメラ映像のマスターデータの情報開示請求書に理事長印を押し、海斗とともにマスターデータを確認します。
消された映像に映っていたのは、智信亡き後に新院長となった鮎川賢二(梶原善)の姿。大友が共犯である疑いは否定できず、海斗は理事会に乗り込んで真実を追求することに。鮎川院長が白を切る中、立ち上がって決定的な証拠を出したのは大友でした。大友は佑馬をそそのかして市子が裏で鮎川に指示を出していた自供を盗聴し、理事会でその録音データを暴露。佑馬からなぜだと問い詰められた市子は、出来の悪い佑馬のために理事長の椅子を追い求めたと喚き散らします。
父を殺したのは大友ではなかったものの、元恋人で看護師の朝比奈陽月(芳根京子)を奪われた事実は変わらず。海斗は複雑な思いを抱えつつも、出版社時代の後輩記者・木下紗耶(三上愛)に事の顛末(てんまつ)をスクープ記事として出すよう話します。しかし大友がマスコミにリークしたため、他社にスクープを先取りされてしまいます。憤る海斗に「必ず理事長の椅子に座ってみせる」と宣戦布告する大友。海斗は「好きにはさせない」と応じるのでした。
余貴美子“市子”、圧巻の怪演で爪痕を残し退場
父・智信の急死と自身の5カ月に渡る昏睡状態の犯人を見つけ出した海斗。いよいよ大友との直接対決の構図が出来上がった第3話。海斗が本当にさらわれて眠らされていたと知った陽月は、大友の婚約者となった現状でどのように海斗と接していくのでしょうか。陽月をひそかに監視している様子を見せる謎の男(柏原収史)の正体も気になるところ。
X(旧Twitter)では、「海斗と大友先生のやり取り、息が詰まるくらいヒリヒリするし、表情や目線にドキドキする」「陽月誰かに弱みでも握られてるのか?」「海斗も大概何がしたいのか分からなくなってきたな」などさまざまな感想が寄せられる一方、佑馬に馬乗りになって喚き散らして退場した市子役・余貴美子さんの怪演に称賛が殺到。
「ヒステリック気質なさすがの演技力と睨み」「『お前のためだろぉがあ!』から『あなたのためでしょぉ!』の変化すごい」「怪演すぎる」など、理事長の顔から母親の顔に転じる見事なグラデーションに圧倒された視聴者が続出しています。
一族経営で家族内の権力争いに明け暮れていた天堂家。市子が退場したことで海斗vs大友の闘いになっていくと思われる中、番組公式サイトでも新たな相関図が登場。第4話では新理事長の椅子に大友が手を挙げ、海斗は副院長の三輪三成(小木茂光)と手を組むことに。一方、海斗がうそをついていなかったと知った陽月は彼に声をかけて……。理事長選の行方と陽月を巡るバトルから目が離せません。
『Re:リベンジ』あらすじバックナンバー
・第2話・第1話
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。