外国人観光客が好きな日本の食べ物はニュースになることも多いですが、日本に在住する外国人は日々どんな食べ物に慣れ親しんでいるのでしょうか。実際に聞いてみました。
日本食は「味付けがしょっぱい」
今回お話をうかがったのは、台湾・台北市出身のWさん(仮名)。日本のグラフィックデザインや建築が好きだというWさんは、日本に在住して18年目。いくつかの仕事を経験した後、現在ではインバウンド向けのコンテンツ制作の編集に携わっています。早速、日本の食べ物の印象について聞いてみると、こんな回答が。
「日本に来るまで、日本食は自然で健康的なイメージを持っていましたが、意外と味付けがしょっぱいことに驚きました。ラーメン屋さんに行っても、みそ味やしょうゆ味など、慣れていないと食べ進めることができないほどしょっぱいなと感じます。日本には『一汁三菜』という言葉があると思うのですが、外食だと、野菜もそんなに摂取できないのが気になっています」
日本食は「優しい味」というイメージもありますが、外食で提供される料理は「味のおいしさ」を強調するために比較的濃い塩分で作られていることも。Wさんは自炊が好きとのことで、バランスのいい料理を食べたいときは自分で作ることも多いようです。
「原材料を見て買っています」日本で好きなお菓子とは?
食品を買うときは、「原材料を見て買っています」というWさん。日本で好きな商品について聞いてみると、「『うれっ子』というおかきです」と答えてくれました。原材料にこだわりのあるWさん。日本のシンプルなおかきの味が気に入っているそうです!