3月20日~6月18日まで横須賀美術館(神奈川県横須賀市鴨居)で開催中の「鈴木敏夫とジブリ展」へ、足を運びました。本記事では主な見どころなどを紹介します。
「神奈川展」でもフォトスポットが多数!
これまで全国で開催された同イベント。真っ白の外壁に目の前は芝生広場、さらに奥には東京湾を臨むという絶好のロケーションに位置する横須賀美術館が会場です。
展示内容には鈴木敏夫氏の実家の間取りや、実際に鈴木氏が過ごした4畳半の部屋の再現や、読書中のカオナシ、トトロと一緒に写真が撮れるフォトスポットなどが用意されています。
また、鈴木氏が影響を受けた作品や書籍の展示、スタジオジブリの誕生秘話のほか、壁いっぱいに描かれたスタジオジブリのキャラクターなども必見です。
湯婆婆と銭婆、どちらに占ってもらう?
同イベントの目玉といっても良い、約3メートルの湯婆婆と銭婆のくじ引き。ぜひ、体験してほしいです。手を入れるとき、ちょっとドキドキしたのは筆者だけでしょうか。湯婆婆は恋愛運、銭婆は金運を占ってくれます。大きく開いた口の中に手を入れて、1本の綱を引き、書かれた番号をくじが収納されている棚に自身で取りに行く。神社のおみくじと同じシステムですね。
筆者は迷わず、銭婆の元へ! これまで、凶・大凶、良くても小吉しか引いたことがないのに、ここでまさかの大吉が! うれしいものですね。しっかりとおみくじは持ち帰りました。しかし、週末に訪問したという知人によると、混雑時はどちらか選べなかったという情報も……。
そしてお楽しみのグッズコーナー。入口にクラブハリエの「鈴木敏夫とジブリ展」特別パッケージが販売されていました。こちらはとても好評で、スタッフの人が運んだ先から商品へと伸びる手が出現。静かに、そして素早くなくなり、あっという間に完売しました。もちろん筆者も「無駄遣い」と湯婆婆のような形相をする夫を無視して、ちゃっかり購入。GETしたい人は、少し早めの時間に行った方が、良さそうです◎
観音崎桟橋~三笠桟橋を30分で結ぶ特別航路も!
さらに、開催期間中は横須賀美術館からほど近い観音崎桟橋と三笠桟橋を結ぶ航路もあります。対岸の房総半島や猿島、天気が良ければ富士山を眺めることもできるかも。さらに三笠ターミナルには「オオトリさま」のオブジェが、皆さんの来訪を待っていますよ。約30分の期間限定なクルーズを楽しんでみるのも、良いかもしれません。
「鈴木敏夫とジブリ展」は事前予約制になります。ゴールデンウイーク中も記事執筆時点でまだわずかにチケットが取れそうです。サクッと日帰り旅行を楽しみたい、ジブリの世界に浸りたいという人は、ぜひチェックを!