広瀬アリスさん、眞栄田郷敦さんが共演するドラマ『366日』(フジテレビ系)。『最愛』脚本家×『ぎぼむす』監督で贈るHYの名曲『366日』に着想を得たオリジナルラブストーリーで、初回から「切ない」とSNSで話題を集めています。
4月15日に放送された第2話のあらすじをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響とともに今後の見どころを紹介します。
第2話のあらすじ
高校時代から互いに片思いしつつも、ずっとすれ違っていた明日香(広瀬アリス)と遥斗(眞栄田郷敦)。初めて出会ってから12年後に晴れて交際することになるも、初デートを約束した日、遥斗は事故に遭い意識不明の重体に。同級生の智也(坂東龍汰)から連絡を受け病院へ駆けつけると、そこには親友・莉子(長濱ねる)の姿も。
手術室のドアが開き、マスク姿の医師が登場。医師は明日香が働く音楽教室に娘を連れてきた池沢友里(和久井映見)でした。友里は遥斗の両親、輝彦(北村一輝)と智津子(戸田菜穂)に事故当時の状況を説明します。遥斗は橋から落ちそうになった子どもを助けようとして転落し、頭部外傷で意識が戻らない可能性も……。
「約束なんかしなければ」と自分を責める明日香。輝彦と智津子は明日香のせいではないと告げたものの、明日香の心は晴れず。念願だったクラリネット講師のチャンスも見舞いに行けなくなるからと断り、莉子から自分の日々を大切にするべきだと心配されます。それから1カ月が経っても遥斗は目覚めず。ずっと寝たきりである可能性もあると診断されます。
その過酷な状況に動揺する遥斗の家族たち。妹・花音(中田青渚)から「他人に迷惑はかけられない。もう見舞いに来ないで」と言われ、莉子には「遥斗の彼女として向き合う覚悟があるか」と問われる明日香。どうしていいのか途方に暮れる明日香に、友里は「どうすべきかではなく、どうしたいか」で動いてみたらと助言。諦めたくない、遥斗のそばにいたい――。明日香はその覚悟を輝彦らに語り、遥斗を見守っていくことを許してほしいと頭を下げます。
明日香の強い思いに心動かされ認めた花音は、事故に遭った日、遥斗のバッグに入っていた紙袋を明日香に渡します。中身は遥斗が明日香におすすめだと言っていた、さくらの蜂蜜。わざわざ鎌倉まで買いに行ったと思しき蜂蜜を味わいながら、遥斗の笑顔に思いを馳せ、明日香はそっと涙をこぼすのでした。
眞栄田郷敦、目覚めず――楽曲『366日』とのイメージ差を指摘する声も
ラストには、高校時代の親友で疎遠になっていた吉幡和樹(綱啓永)が見舞いに訪れたところを明日香が目撃するシーンも。また、社会人野球の選手である智也が腕に違和感を覚える様子、莉子と恋人の間に流れる不穏な空気も見られ、明日香たち仲良し高校5人組に待ち受けるツラい未来の兆しに心がざわつきました。
X(旧Twitter)では、「つらい。涙が止まらん」「やっとお互い素直になれて幸せになれたのにね…切なすぎる」「明日香ちゃんの真っ直ぐで純粋な想いが遥斗くんを目覚めさせて欲しい」など物語に没入するコメントが続出する一方、「楽しみにしてた眞栄田郷敦君が早々にあんなことになってもう動かないし、付き合い始めも始めだしで、どうも感情移入出来ない」「366日、この曲好きだからドラマ楽しみにしてたけどなんかイメージと違うなぁ」などの声も寄せられています。
果たして最終回までに遥斗は目覚めるのでしょうか。智也や莉子、和樹と遥斗のいさかいなど親友たちの抱える秘密にも焦点が当てられ、切ないラブストーリー+青春群像劇の様相を見せ始めた本作。第3話では、遥斗を見守っていくと覚悟した明日香が、遥斗の勤務先の木嶋(岐洲匠)とも信頼関係を築き始め――。遥斗を見守りながら、彼のためにできることをしようと奮闘する明日香の健気な姿に注目です。
『366日』あらすじバックナンバー
・第1話この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。