訪日外国人にも人気を集める「日本のコンビニグルメ」ですが、日本に在住する外国人はどんな商品が好きなのでしょうか?
アメリカのコンビニの約8割は、ガソリンスタンド併設
今回お話をうかがったのは、アメリカ・ニューヨーク州出身のLさん(仮名)です。日本在住歴は5年弱ほどで、最初の3年間は広島県に住み、英語教師などを経験。その後、東京に来てからは、外国人向けメディアのコンテンツ制作やディレクションなどを担当しています。日本とアメリカのコンビニの違いについて聞いてみると、「アメリカにはそもそも、日本のようなコンビニが少ない」といいます。
「アメリカで、いわゆるコンビニのようなお店にあたるのは『ガソリンスタンド』。ガソリンスタンドに併設されている小売店に、お菓子や飲み物などが販売されています」
コンビニで「度数の高いワインも買える」という衝撃
さらに、「商品のラインアップも、日本のコンビニとは違う」とのこと。「アメリカではチップスくらいしか置いていない。あとは、お酒の買いやすさも違いますね。アメリカではお酒が買える時間が限られていますが、日本では24時間営業のコンビニで、ビールだけでなく度数の高いワインも買える」
アメリカでは、酒類の購入について州によって厳しい規則があり、アルコール度数などにより取り扱いも限定されています。日本では、24時間営業のコンビニでいつでもお酒が買えますが、アメリカでは特定の時間帯しか買うことができない州も多く、お酒の種類もコンビニでは「度数の低いビールだけ」など、地域によってかなり制限があるようです。
「気軽にタンパク質がとれてうれしい」
そんなLさんに、日本のコンビニで好きな商品について聞いてみました!「私が好きなのは、ローソンの『からあげクン レッド』です。気軽にタンパク質がとれてうれしい。あと、辛いものが好きなので、この味がお気に入りです」
日本のコンビニホットスナックの中でも人気が高い「からあげクン」シリーズ。おいしさだけでなく、タンパク質の摂取という部分でも支持を集めているとは……! さらに、ほかにも好きな商品をいくつか答えてくれました。
アメリカと日本では全く違う、コンビニ商品のラインアップ。おにぎりもお酒も気軽に買えるのは、日本のコンビニならではのことなのですね。