現在はその10年後を描いたスピンオフの『からかい上手の(元)高木さん』(小学館)が連載されていますが、2024年5月に永野芽郁さんと高橋文哉さんのW主演で実写映画化が決定。
そんなふたりの中学生時代が描かれるドラマ『からかい上手の高木さん』(TBS系)が2024年4月2日より放送をスタートしました。第1話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第1話のあらすじ
高木さんをからかい返そうと筆箱をびっくり箱に改造する西片。しかし高木さんに見透かされ、まったく同じ方法でからかわれてしまいます。次こそはと悔しがる西片に、「消しゴムを貸して」とお願いする高木さん。西片が渡すや否や、高木さんは「消しゴムに好きな人の名前を書いて使い切ると両想いになれる」という、小学生の頃に流行ったおまじないの話を持ち出します。
子どもっぽいと相手にしない西片でしたが、消しゴムと西片を交互に見てニヤニヤする高木さんの反応にまさか何か書いてあったのではと焦り、「返してほしい」と懇願します。なんとか返してもらって確認しますが、消しゴムは真っ白。思わず高木さんを見ると、なんと自分の消しゴムでノートを消しています。
慌てる西片をよそに、高木さんは席を外します。その隙に高木さんの消しゴムに誰かの名前を書いてからかい返そうとする西片。スリーブから引き出してみると、そこには「ろ」と書かれています。自身の名前でないことは確かだ、と確信するも、一体誰の名前が……。これ以上見るのは、と思いつつも引き出して確認すると、「ろうかをみろ」の文字が。視線を移すと、廊下で高木さんが西片をみてにやり。悔しがる西片に「大チャンスの2分の1を外すなんてね」という意味深な言葉を残し、「ろうかをみろ」とは逆の面を見つめる高木さん。
その後も、さらには下校後も、高木さんのからかいは続きます。第1話の最後は、高木さんが自室で「ろうかをみろ」とは逆の面を見つめているシーン。最後のカットで映された消しゴムには「西」の文字が。
ふたりが“再会”するまでのストーリーに注目
X(旧Twitter)では、「こんなん、こんなん恋やん…!愛やん…!がギュッと詰まった20分間 どの背景もどのセリフもどの表情も透明感がすごくて癒される〜…」「なんだこの子ぉ めちゃくちゃ可愛いなぁ」「中学生って配役だから年代の声変わり中の男の子の声と、女の子の落ち着いた声だけど若干尻上がりの瞬間の心模様が良いな~って最後までゆっくり見れた。先生役に江口洋介ってところでビシッってところはビシッとしてるのも良い」などのコメントが寄せられています。
1話から、甘酸っぱいながらもなんだかあたたかくてほっこりしてしまう空気に包まれていました。原作も2024年10月末の完結をめどに佳境へと向かう中、本作の月島琉衣さんと黒川想矢さんの「高木さんと西片」が、どうやって永野芽郁さんと高橋文哉さんのふたりへとつながっていくのか、目が離せません。