2024年も待ちに待ったお花見シーズンがやってきた。東京では3月29日(金)に開花宣言が出されたが、神奈川県の人気観光地、鎌倉の桜はいつ頃に満開を迎えそうだろうか。4月3日(水)、現地に足を運び、開花状況をチェックしてきた。
北鎌倉の建長寺の桜
まずは、JR横須賀線を北鎌倉駅で下車して、建長寺へ。建長寺は鎌倉五山第一位に列せられる鎌倉を代表する禅宗寺院。北鎌倉駅からは県道を鎌倉駅方面へ徒歩15分ほど。拝観受付と山門(三門)の間に、見事な桜並木がある。
まだ、それほど咲き進んでいないだろうと期待せずに足を運ぶと、予想に反し、山門前は咲き誇る桜の花で真っ白になっていた。8~9分咲きというところか。
「ここは、他所よりも開花が早いですからね」と受付の女性。地面を見ると、すでに散った花びらがちらほらと見られた。週末に向けて、強風が吹かないことを祈りたい。
鶴岡八幡宮の源氏池の桜
建長寺から県道をさらに7~8分ほど歩くと、鎌倉を代表する神社、鶴岡八幡宮の境内の森が見えてくる。境内にある源氏池、平家池のほとりは、桜の名所として知られている。
源氏池の桜は場所にもよるが、全体としては現在、4~5分咲きというところ。池の南側の木々が咲き進んでおり、週末には満開に近づくだろう。