木梨憲武さん、奈緒さんが共演するドラマ『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系)。3月18日に放送された第10話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに次週最終回の見どころを紹介します。
第10話のあらすじ
助産師として初めて1人で任された妊婦・亜弥(杏花)のお産を乗り越えた瞳(奈緒)は、心地よい疲労とともに帰宅。入院中の父・雅彦(木梨憲武)がいない自宅は寂しく、瞳は雅彦の病室へ。雅彦は「家に帰ろう」と自宅療養への切り替えを申し出ます。
一馬(濱田岳)やまき(筒井真理子)の手を借り自宅へと戻ってきた雅彦は、瞳に「葬式に呼びたい人リスト」を渡します。「皆に会って感謝を伝えたかったな」とこぼす雅彦。その後悔を聞いた瞳は一念発起。一馬との結婚式のプランを全部変えて、雅彦の思いをかなえようと動き出します。
一馬と瞳の思いを聞いたウエディングプランナーの黒沢(西垣匠)、森野(橋本マナミ)や、瞳の親友・岸(深澤辰哉)、美奈子(三上愛)は2人に協力。雅彦のためでもある瞳と一馬の結婚式を控える中、一馬の息子・龍之介(石塚陸翔)が投稿した動画をきっかけに、一馬が芸人“カズマル君”としてバズり始めていることが判明。幸先の良い展開に雅彦や瞳は家族皆で喜びを分かち合います。
そして迎えた結婚式前夜。手紙を読まれるのを嫌がる雅彦に対し、「じゃあ今読む」と瞳。たくさんの思いが詰まった何枚もの手紙を読み始めるも、感極まって泣いてしまう瞳と雅彦。すると雅彦は、「瞳」と名付けた理由を語り出します。真っすぐに人を見て優しく生きてほしいという両親の思いを受け取った瞳は、「お父さんとお母さんの娘に生まれて良かった。ありがとう。私はもう大丈夫」と、感謝の思いを伝えるのでした。
結婚式前夜、父と娘の語らいに号泣
助産師として新しい命の誕生を受け止める瞳。病魔にむしばまれる体を感じながら死を迎える父・雅彦。父との別れを寂しく思いながらも、できることは何でもしたいと瞳が静かに奮闘する姿には毎度心を打たれます。
X(旧Twitter)では、「瞳の手紙のやりとりの父娘のシーンなんすか。号泣」「瞳の名前を付けた理由を淡々と語る雅彦のシーンに涙がボロボロ流れた」「死ぬほど泣いた。最終回やばいんやろな…」「結婚式前にこんだけ泣かせられたら次回はどうなるんだよ」「結婚式どうなるんだろうね。間違いなく大号泣の最終回になりそうなので覚悟して観る」などのコメントが殺到しています。
次週はいよいよ最終回。瞳の結婚式が、同時に雅彦が同席できる彼との“お別れ会”になりそうな予感も。旅立ちの時を前にした雅彦に人生最大のサプライズ! 父と娘のかけがえのない3カ月の結末から目が離せません。
『春になったら』あらすじバックナンバー
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。