さまざまな対策を講じて迎えた3月9日開催の第3節・鹿島アントラーズ戦では改善を見せられたのか。実際に現地に行った様子をお伝えします。
ホーム開幕戦で問題が露呈
念願の初昇格を果たし、ファンが待望した初J1リーグ戦となった2月24日開催のホーム・ガンバ大阪戦。古豪クラブ相手に先制し、退場者を出しながらも引き分けて初の勝ち点をつかみ、好感触といえる初戦となりました。しかし、試合の内容や結果以上に話題となったのは、ホームスタジアムへのアクセスでした。
FC町田ゼルビアがホームページで案内するアクセス情報を見ると、最寄り駅の鶴川駅からは徒歩で約60分、直行バスを使っても約20分の距離。都心からのアクセスが良い町田駅からは直行バスで約40分と紹介されています。
スタジアムは町田市立野津田公園内にあり、周辺環境は都内とは思えない田園風景と木々が生い茂った山ばかりです。さらに同試合ではバス列の整理にも苦労する場面が見られたようで、ネット上では試合終了後に2時間ほどバスを待ったという観戦者の声が上がりました。
改善策を告知
これを受けてか、FC町田ゼルビアは3月1日に次回ホーム開催の鹿島アントラーズ戦での「復路直行バス運行改善について」を公式ホームページで掲載。特に混雑が起きたという町田駅への直行バス台数を増台するなど、改善策を告知しました。果たして鹿島アントラーズ戦では改善が見られたのでしょうか。