『おっさんずラブ-リターンズ-』最終回 それぞれの未来、そして恋の行方は……?

2024年1月から新シリーズの放送がスタートしたドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』が、ついに最終回を迎えました。最終話のストーリーをおさらいし、SNSの反響も紹介します。(サムネイル画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト)

社会現象を巻き起こした大人気ドラマの新シリーズとなる『おっさんずラブ-リターンズ-』(テレビ朝日系)。最終回となった第9話は、登場人物たちの未来や恋の行方などについて、1つの区切りがついた感動回となりました。この記事ではそんな最終回のストーリーをおさらいし、SNSでの反響についても紹介します。

>前回(第8話)のあらすじはこちら

最終回のあらすじ

余命宣告を受けた黒澤(吉田鋼太郎)は、聞かされていた1カ月が過ぎても、体の調子が悪くなるどころか、以前にも増して元気がみなぎる感覚に、逆に不安を覚えます。

一方の春田(田中圭)は黒澤を心配して、連絡を取ろうとするも、全くつながらないことに不安を感じます。勤務中、和泉(井浦新)に黒澤の様子を尋ねると、「病院に行っているらしい」という答えが……。

その頃、黒澤は「もう一度精密検査を受けた方がいい」という蝶子(大塚寧々)のアドバイスを受け、再び病院へ。検査後、医師から聞かされたのは「結果に異常はありませんでした」という言葉。どうやら黒澤が前回の診察で「余命1カ月」と聞き間違いをしていたこと、そして吐血だと思っていたのは、気管に入った赤い食べ物が原因だったということが発覚し、黒澤の余命騒動は無事に解決となりました。
画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト
画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト
しかし、この騒動をきっかけに、春田は「明日死んでも後悔しないくらい一生懸命生きられているのか」を自問し始めます。40歳を目前に、このままでいいのかと惑い出す春田。周りの人たちを幸せにするために成長しなければと焦る彼のもとに、“ヘッドハンティング”の声が掛かり……。

そんな自分を追い込む春田を心配した牧(林遣都)は、黒澤に相談。「牧ができることは、はるたんの幸せを考えてあげること」という黒澤の言葉に、牧が取った行動とは――。

春田の将来、「天空不動産」第二営業部の存続、そして和泉と六道(三浦翔平)の恋の行方と、武川(眞島秀和)の真のパートナー探しにもついに決着が!

SNSでの反響

黒澤の余命1カ月騒動を発端に、火がついた春田の成長意欲。しかし、結局それが春田を追い込むことになり、本来成長するための理由としていた「みんなを幸せにしたい」という状況とは反対方向に向かってしまう結果となってしまったのが、見ているこちらももどかしくなった前半でした。

しかし、後半からは黒澤の一言で動いた牧の行動によって、感動のラストが待ち受けていたあたりが、「さすが『おっさんずラブ』!」と拍手を送りたくなるようなかたちで、見事にまとめられていました。

最終回を迎えて、X(旧Twitter)では「ガチ尊い」「一生幸せでいてね....」「めっちゃ笑った」など、絶賛の声であふれていました。

最後は、黒澤が春田・牧宅の隣に引っ越してきたあいさつのシーンで終わりましたが、次回のシリーズ制作もあるのか、楽しみに期待したいところです!
画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト
画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト

『おっさんずラブ-リターンズ-』あらすじバックナンバー

第8話
第7話
第6話
第5話
第4話
第3話
第2話
第1話

この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】