カナダ“亡命”香港の活動家・周庭氏、3年ぶりX再開を報告「日本のみなさんと色々話したい」。刑務所生活も語る

香港の民主活動家として知られている周庭(アグネス・チョウ)さんは3月5日、自身のXを更新。3年ぶりにXの再開を報告し、コメント欄では温かい声が多数上がっています。(サムネイル画像出典:周庭さん公式Xより)

香港の民主活動家として知られている周庭(アグネス・チョウ)さんは3月5日、自身のX(旧Twitter)を更新。3年ぶりにXの再開を報告しました。

【実際の投稿:周庭、3年ぶりX再開】

「応援してます!おかえりなさい」

「3年ぶりになりますが、ツイッターをまた始めたいと思います」と報告した周さん。「これからも日本のみなさんと色々話したいと思います」と、日本の支援者を気遣うコメントを寄せています。さらに「ただいま」と、黄色いハートの絵文字を添えて一言つづりました。

またリプライで「今はもうツイッターじゃなくてXになりましたけど」と、恥ずかしそうな絵文字と共に自らに突っ込んだ周さん。

コメントでは、「お帰りなさいです。鍵ロックされたのではと心配でした。また発信を楽しみにしてます」「応援してます!おかえりなさい」「必ずXに戻ってくると信じていました」「お体に気をつけてお過ごしください!」「これからまたよろしくお願い致します!」など、温かい声が多数上がっています。

『私の刑務所での日々』

香港での大規模な抗議活動に参加し、2020年12月に無許可集会を扇動した罪などで実刑判決を受けた周さん。出所後、カナダの大学院に留学し、そのままカナダに事実上亡命することが2023年12月に報じられました。2024年2月26日に公開されたYouTube動画『私の刑務所での日々』は世界で大きな話題を集めています。日本語字幕が付けられているので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
 
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