『おっさんずラブ-リターンズ-』第8話 余命宣告を受けた黒澤の姿に感涙必至!

2024年1月5日から新シリーズの放送がスタートしたドラマ『おっさんずラブ-リターンズ-』。第8話のストーリーをおさらいし、今後の見どころを紹介します。(サムネイル画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト)

社会現象を巻き起こした大人気ドラマの新シリーズとなる『おっさんずラブ-リターンズ-』(テレビ朝日系)。第8話は、余命宣告を受けた黒澤をメインとした“終活”がテーマの回となりました。この記事ではそんな第8話のストーリーをおさらいし、今後の見どころやSNSでの反響についても紹介します。

>前回(第7話)のあらすじはこちら

第8話のあらすじ

吐血の症状について、セカンドオピニオンを受けに行った黒澤(吉田鋼太郎)は、肺に影があるという診断から余命1カ月を宣告されます。付き添ってもらった蝶子(大塚寧々)には、ストレスが原因とうそをつくも、蝶子はその後の黒澤の様子から心配が消えずにいました。

その頃、春田(田中圭)・牧(林遣都)宅では、将来のことを考えて出費を減らそうと、牧が「ばしゃうまクリーンサービス」の契約終了を春田に提案します。

一方、残された時間の中でやりたいことをエンディングノートに書き連ねていた黒澤のもとに、六道(三浦翔平)が訪ねてきます。和泉(井浦新)に告白したことを報告し、結果は「おそらく玉砕です」と話す六道は、テーブルの上に置かれたままのエンディングノートに気付いて――。

翌日、春田の勤務先である「天空不動産」第二営業所は、第一営業所との統合が決まったことでドタバタモード。部長の武川(眞島秀和)に呼ばれた春田は、4月から係長補佐として頑張って欲しいと告げられ、「これって降格?」と動揺を隠しきれません。

その夜、春田と牧は家政夫の仕事を終えた黒澤に、契約終了を申し出ます。2人の決断を冷静に受け止め、家を後にする黒澤でしたが、心配して追い掛けてきた春田を目にし、抑えていた感情があふれ出します。すると、黒澤のバッグからエンディングノートが落ちて、春田に中身を見られてしまうのです。
画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト
画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト
一方の和泉は、元恋人の秋斗(田中圭/二役)を殺した犯人への復讐が終わったことを機に、「天空不動産」を辞めようと考えていることを春田に伝えます。秋斗の墓前で春田に感謝を伝えていると、武川から居酒屋「わんだほう」に全員集合のお呼びが。

武川を中心に、春田と牧、和泉、歌麻呂(金子大地)、ちず(内田理央)が集まった酒の席での話題は、もっぱら黒澤の体調について。「大切な人には会えるうちに会っておいた方がいい」という和泉の説得力ある助言から、牧は黒澤を囲んでホームパーティーをしようと提案します。

あれから六道からの告白が頭を離れない和泉は、再び社内の相談室に足を運びます。すると、その日の当番だった舞香(伊藤修子)から「恋は吹き出物」と処方せんを渡され、この気持ちが恋なのかと自問し始めます。

そして、訪れた黒澤の春田・牧家での業務最終日。先に家に帰ってきた牧に黒澤は、春田のことを頼む、と特製みそ汁のレシピを教えます。黒澤の業務時間内に帰宅が間に合わなかった春田。黒澤への不安が募り、思わず牧に泣きつくのでした。

黒澤を囲んでのホームパーティー当日。春田・牧家に集まった面々は、それぞれ持ち寄った料理を食べたり、ゲームをしたりと楽しい時間が過ぎていきます。パーティーを終え、春田が後片付けをしていると、黒澤が持ってきた紙袋の中に1枚のDVDが入っていることに気付きます。再生してみると、そこには黒澤から春田へのメッセージ動画が残されていて――。

今後の見どころとSNSでの反響

第8話は、余命宣告を受けた黒澤を巡り、大切な人との時間や残りの人生の生き方などについて、深く考えさせられた回となりました。中でも、和泉が語った「当たり前にあるものが明日もあるとは限らない」という言葉に、ハッとさせられた人も多かったのではないでしょうか。

黒澤からのメッセージ動画について、X(旧Twitter)では「黒澤部長からの動画を観てて、もうもらい泣きですわ」「こんなビデオ見たら、はるたんでなくても泣きます」などの声が投稿されていました。

3月1日に放送される第9話は、早くも最終回! SNSではすでに最終回を惜しむ声や、最高のラストを期待する声であふれていますが、黒澤の今後をはじめ、和泉と六道の恋の行方など見どころ盛りだくさんとなりそうです。
画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト
画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト

『おっさんずラブ-リターンズ-』あらすじバックナンバー

第7話
第6話
第5話
第4話
第3話
第2話
第1話

この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】