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2位：講談社
2位は、前年度調査では3位だった「講談社」でした。今回の調査では、2001年卒の調査以来初めてランキングのトップ10に出版社4社がランクイン。3位に「集英社」、7位に「KADOKAWA」、9位に「小学館」が続きました。創業110年を超える講談社。近年では電子書籍による展開や、3万冊以上の漫画を無料で試し読みできるコミックポータルサイト「講談社コミックプラス」のコンテンツ提供など、デジタル事業の充実にも力を入れています。講談社をはじめ、電子コミックや動画、ゲームなど、コンテンツを提供する企業が“デジタルネイティブ”である学生から支持を集めたことがうかがえる結果となりました。
1位：伊藤忠商事
世界61カ国に約90の拠点を持つ大手総合商社「伊藤忠商事」が、6年連続で総合ランキング1位を獲得しました。円安がプラスに働いて業績好調の傾向が見えた総合商社の中でも、2022年度決算で、エネルギー・化学品、食料、住生活、金属など多分野で大きく収益を伸ばしています。また、20時以降の深夜残業を原則禁止し、早朝勤務を推奨する「朝型勤務制度」の導入から10年が経過しているほか、女性総合職数の拡大をはかる「女性活躍推進」の取り組みなど、働き方改革に積極的なことも男女を問わず人気につながっているようです。
この記事の筆者：福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。
