卵はドアポケットNG? 海外のSNSでも人気の「エッグディスペンサー」を使ってみた!
冷蔵庫の中で卵を入れる場所と言えば、ドアポケットにある卵ケースが一般的です。しかし最近は冷蔵庫内に卵を入れるケースも登場しています。海外のSNSでよく見かける「エッグディスペンサー」を使ってみました。
どこのご家庭でも常備しているであろう食材の1つ「卵」。いろいろな料理ができる、便利な食材ですよね。
そんな卵の冷蔵庫の中での定位置と言えばドアポケット。多くの冷蔵庫のドアポケットには卵ケースがついています。しかし近年、冷蔵庫内に卵を入れるアイテムが増えているのをご存じでしょうか。
その理由の1つは、「卵はできる限り温度変化がない状態で保存するのがいい」とされていること。ドアポケットでは開く度に室温にさらされてしまいます。
筆者もここ数年、卵の収納場所をいろいろ探っており、棚に吊り下げるタイプのものを使ってみたり、奥に長いタイプの卵ケースを試したりしてきました。
奥に長いタイプの卵ケースの場合、いくつか卵が残っている状態で卵を追加しようとすると、どれが新しくどれが古いか把握するために、手前に古いものをもってきて奥に新しいものを入れる必要があり、一度古い卵を取り出さなければならないという手間がかかります。
そこで気になったのが、海外のSNSでよく見かける、卵がころころと転がり、自動で古い卵が手前に来るという「エッグディスペンサー」です。
「エッグディスペンサー」とは
今回購入したのは、上下2段になっていて奥でつながっているタイプのものです。大手通販サイトでも「エッグディスペンサー」で検索すると同じタイプのものがいくつか出てきます。価格はおおむね1000円前後というところでしょう。
上下2段になっており、下の段には滑り台のようなカーブがついています。上に置いた卵がこのカーブを通り下の段に転がっていきます。新しい卵を上から入れていくので、下段の手前の卵が1番古い卵となります。
「エッグディスペンサー」に卵を入れるにはコツが必要
使ってみたところ、エッグディスペンサーに入った卵を手前から取り出すことは全く問題ないのですが、卵を追加するときにコツが必要でした。
卵の残りが1~2個の状態で、次の卵を追加するとカーブのところを通るときに勢いがつきすぎてしまい、卵同士がぶつかってヒビが入ってしまうことが何回かあったのです。卵の走行距離が長いとその分勢いがついてしまうので、在庫が少ない状態で次を追加するときは、静かに手で置くようにした方が安全です。
コツが必要ではありますが、それでも今まで使ってきたいくつかの卵ケースよりは使い勝手がよく、常に古いのが自動で手前に来てくれるというのは便利だと思いました。
卵収納に困っている人は、ぜひお試しくださいね。