朝ドラ『あんぱん』や『花咲舞』の主演も決定! カメレオン俳優「今田美桜」の魅力を徹底解説

NHK連続テレビ小説『あんぱん』で主演を務めることが決定している、女性俳優の今田美桜さん。多くの作品で活躍している今田さんの、俳優としての魅力を元テレビ局スタッフが解説します。(サムネイル画像出典:今田美桜さん公式Instagramより)

今田美桜さんが、「2024年エランドール賞」にて新人賞に選抜されました。2025年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』や2024年4月から放送予定のドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)で主演を務めることが発表されるなど、いま最も勢いがある女性俳優として注目を集めています。
  この記事では、元テレビ局スタッフの筆者が、今田さんの俳優としての魅力を解説し、なぜここまでファンだけでなく制作サイドからも愛されているのかひもといていきます。

「福岡で一番かわいい女の子」から俳優としてステップアップ

今田さんは、高校生時代に地元の福岡でモデル事務所にスカウトされたことから芸能活動をスタート。「福岡で一番かわいい女の子」をキャッチコピーにモデルやタレントとして活動し、ビジュアルの良さで話題を集め東京でも俳優として仕事をはじめます。

2015年には、映画『罪の余白』で本格的にスクリーンデビューすると、並行してグラビアアイドルとしても脚光を浴びることに。美しいビジュアルだけでなく、抜群のスタイルでブレークし名前を広めることになります。

そんな今田さんは、モデル・タレントとして人気を集めながら、俳優では2018年4月期に放送したドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)に出演。真矢愛莉役を担当し、ツインテールの髪形と小悪魔キャラクターでブレークします。
 
その後、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』など、話題作に参加して俳優としての実力を着実に上げていきます。

『東京リベンジャーズ』原作ファンも納得のヒロイン像

俳優として今田さんが“化けた”のは、2021年が分岐点となります。2020年に発売した2nd写真集『ラストショット』にて、ラスト水着として本格的に俳優の道へ進むことを表明。その後、まさにその言葉通りに重要な作品に参加して、俳優として次々と成果を上げることになります。
 
まず注目を集めたのは、2021年7月に公開された、映画『東京リベンジャーズ』のヒロイン・橘日向/ヒナ役です。

大人気漫画を原作とした映画で、今田さんが演じたヒナは、物語の重要な鍵を握るキャラクター。天真らんまんで明るくしっかり者の、まさに「ヒロイン」と言える存在です。今田さんが演じるヒナは表情が豊かで、原作ファンも納得のキャスティングとなりました。ただかわいいだけでなく、場面によっては筋の通った強さも見せる中で、今田さんは細かい表情づくりでヒナを演じました。
  ご存じの通り、映画シリーズとして大ヒットしている作品で、今田さんのかわいさだけでなく、抜群の演技力が広く知られることになりました。演技が認められ、「第45回日本アカデミー賞」にて同作品で新人俳優賞を受賞。この作品をきっかけに、現在までさまざまなドラマ・映画に出演することになります。
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2023年は映画にドラマに大活躍!
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