『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』第5話 順調にアップデートする誠に新たな壁が立ちはだかる……!

2024年1月6日から放送がスタートしたドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』。第5話のストーリーをおさらいし、今後の見どころを紹介します。(サムネイル画像出典:フジテレビ系『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』公式サイト)

ネプチューン、原田泰造さん主演のドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(フジテレビ系)。ひと昔前の価値観に縛られたおじさんが、息子の友人を通して意識をアップデートしていく物語は大きな話題を集めています。この記事では、第5話のストーリーをおさらいし、今後の見どころやSNSでの反響についても紹介します。

>前回(第4話)のあらすじはこちら

第5話のあらすじ

沖田誠(原田泰造)が所属する営業戦略室は、ペーパーレスが推奨される時代に厳しい新規顧客獲得ノルマが課され、社員はがっかり。時代と逆行するような会社の方針に、転職を口にする者や将来に備えて資格取得に励んでいると話す者も現れ、誠はこれまで自分がいかに精神論的な部分だけに重きを置いて頑張ってきたかを顧み、自分の市場価値について考えます。

そんな時、ランチに訪れた店で「こんな人材はお払い箱」という見出しの雑誌記事を目にします。そのどれもがこれまでの自分を表しているような内容だと自覚する誠でしたが、そのような人材は「社会のお荷物」という言葉にさすがに怒りを隠せない様子。

一方、誠の年の離れた友人・大地(中島颯太)は実家に戻っていた恋人・円(東啓介)の帰りをうれしそうに迎えます。しかし、円は大地から預かった父への還暦祝いは渡せなかったと、家族にカミングアウトできない苦しい心境を吐露。自分がゲイであることを隠さずに生きる大地と違って、自身の性的指向を家族にも言えず苦しむ円。そんな恋人の姿に、大地は将来の不安を母の美穂子(松下由樹)にこぼします。

息子の様子を案じる美穂子は、友人である誠の妻・美香(富田靖子)にバーベキューイベントを提案します。あれからまた学校に行けなくなってしまった美香の息子・翔(城桧吏)も参加しやすいようにと、沖田家で開催することに。しかし、デリカシーのない発言を頻発してきた誠の参加については、様子を見て決めることで話が進みます。

再び不登校生活に逆戻りしていた翔は、朝の散歩だけは欠かさず続けているのでした。そこに、野球部の仲間だった長谷川(坂上翔麻)が声を掛けます。相談があると切り出し、近くのベンチで話をすることになった2人。すると、長谷川の口から肌の悩みについて打ち明けられるのです。美容に興味のある翔は、長谷川の肌の悩みに合ったスキンケア用品を買ってくると申し出ます。
画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト
画像出典:フジテレビ系『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』公式サイト
その様子を遠くから見ていた誠。「翔はあの子が好きなのか?」と想像をめぐらせます。誠はさらなる価値観アップデートのため、本を買ったり、大地に円との馴れ初めを聞いたりして、勉強を始めることに。

そして、迎えたバーベキュー当日。アップデートの成果が美香と娘の萌(大原梓)に評価され、晴れて参加を許された誠でしたが、急な仕事の都合で途中参加となってしまいます。誠不在のなか、和やかに進むバーベキューイベント。そこに、浮かれて帰宅した誠が思わぬ失言をしたことで、事態は急展開することに……! 

今後の見どころとSNSでの反響

第5話では、円目線での苦しい葛藤などが中心に描かれた回となりました。

エンディングで突如訪れた波乱のシーンには、X(旧Twitter)で「最後、誠さんの衝撃受けた顔が苦しかったな。多分誠さんは自分たち夫婦と近しい馴れ初めを持つ2人を微笑ましく思ってたんだよね……それが『人を死に追いやりかねない言動』って言われたら処理追い付かないよな……」「泰造も悪気はなかっただけに悲しいシーン」などの声が寄せられています。

順調にアップデートを続けてきた誠の思いがけない失言は、新たな成長の糧となるのか――? 次回の放送が待ちきれません!
画像出典:テレビ朝日『おっさんずラブ-リターンズ-』公式サイト
画像出典:フジテレビ系『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』公式サイト

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』あらすじバックナンバー

第4話
第3話
第2話
第1話

この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    静岡の名所をぐるり。東海道新幹線と在来線で巡る、「富士山」絶景ビュースポットの旅

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『グラディエーターII』が「理想的な続編」になった5つのポイントを解説。一方で批判の声も上がる理由

  • アラサーが考える恋愛とお金

    「友人はマイホーム。私は家賃8万円の狭い1K」仕事でも“板挟み”、友達の幸せを喜べないアラサーの闇

  • AIに負けない子の育て方

    「お得校」の中身に変化! 入り口偏差値と大学合格実績を比べるのはもう古い【最新中学受験事情】